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【電子工作】トランジスターラジオを作ってみた(ブレッドボードでスーパーヘテロダイン(中1))

先日組み立てた周波数変換のみのものから少し拡張して、中間周波数増幅1段のラジオを組み立ててみました。局発1石、混合1石、中間周波増幅1石、オーディオ回路 1ICの構成です。この構成でも地元の局は実用になるくらいはっきり聞こえます。
出典はhttps://電子うさぎ.com/archives/4579です。

写真1  ラジオの概観

出典を参考に、他励式中間周波数増幅1段のラジオにしてみました。音声出力は手抜きのLM386です。

図1 回路図

局発のトランジスターQ1は出典では 2SC1923-Yですが、入手できなかったので2SC1923-Oを使用しました。問題なく動いています。OSC(赤コイル)出力の中間タップの電圧(図1 OSCのピン1,2間電圧)を測定すると、一番低い周波数で1.2Vp-p、一番高い周波数で2.2Vp-pとなりました。

図2 低い周波数(986kHz付近)の局発出力(図1 OSCのピン1,2間電圧)
図2 高い周波数(2,057kHz付近)の局発出力(図1 OSCのピン1,2間電圧)

局発の出力電圧が周波数によって倍半分変化しますが、問題なく受信できています。また、強い局を受信すると音声が潰れた感じになるので、R13の値を大きくして感度を下げました。中間周波数増幅1段ですのでそんなに感度は良くないはずですが、この構成でもAGCが必要なのかもしれませんね。

以上

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