#1 新宿 思い出横丁のご紹介
記念すべき初回の横丁紹介は新宿駅西口にある思い出横丁を取り上げようと思います!
【歴史、概要】
見るからに古くからある感じがしますが、その起源をたどると今から70年以上前の1946年(昭和21)までさかのぼります。
当時は駅前に日用雑貨を売る露天商があり、おでんや古本等を売る屋台が30~40軒並んでいたのですが、火事で全焼してしまいました。その後 戸板一枚で区切った露店商のマーケット、統制経済時代の闇市「ラッキーストリート」が出現しました。当時は統制品に対する取り締まりが厳しかった影響で取り扱えるものといえば牛や豚のモツ等ぐらいでした。その頃から、各店の多くはもつ焼き屋を始めるようになりました。その名残もあり今でも20数店舗はやきとり屋またはもつ焼き屋です。
その後1999年にも区画の約3分の1が消失した大火事に見舞われ、取り壊す噂もありましたが、それを乗り越え、今では新宿かつ駅前という好立地もあり、新型コロナウイルスの流行前は利用者の約半数が外国人で、平日でも満席のお店が多く見られる、東京随一の人気横丁です。
【横丁の雰囲気、客層】
雰囲気は例えると「東南アジアの屋台」といった感じです!笑
お店の間仕切りがないところも多く、色んなところから焼鳥や煮込みなどの美味しい匂いと賑やかな声が聞こえてきて、歩いているだけでも楽しみます。ここは日本ですが、いわゆるホスピタリティ的なものを求めるのは難しいです笑
新型コロナウイルスの影響もあり、今となっては訪日外国人がほとんど来なくなってしまいましたが、それまでは日本人よりも訪日外国人の方が多い!という状態でした。新宿ゴールデン街といい勝負かもしれません。。笑
外国人の方々はお店で食事を楽しむというよりかは横丁内で写真を撮ることに熱中している人が多かったです。
常連になるお店を見つけるという感じではないかもしれませんが、東京、特に新宿に観光目的で訪れる方にはぜひ足を運んでいただきたいです。
【おすすめ店舗】
岐阜屋(中華料理)
老舗の中華料理店。店内はTHE・町中華といった雰囲気で、長居はせず、注文したらすぐに出てきて、さっと食べて帰るようなお店。このお店の看板メニューは木耳卵炒め(580円)。
卵はふわふわで、木耳は存在感のある大きさで、非常に美味しい。中毒性が高く、これを食べるために何度もお店に通いたくなる一品。
・営業時間:9:00~翌1:00、木・金:9:00~翌2:00
・1人での利用のしやすさ:5
・通いたい度:4
※1~5の5段階で評価
https://tabelog.com/tokyo/A1304/A130401/13000757/