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メモの魔力を読んで

感想

・同じことを様々な角度で言ってるなー
・いろんな人の事例が多いなー
・「ファクト→抽象化→転用」が超重要

印をつけた場所は12箇所

1)メモは情報伝達ではなく、知的生産に使ってこそ初めて本領を発揮する

2)「天気」というフォルダの中には、晴れや曇り、雨、雪などの子フォルダが入ります。今、「天気にはどんな種類があるか?」という議論をしているなら、子フォルダの並列で横並びになる要素を探す議論が行われます。一方で、「雪」について議論を深めるのであれば、一旦、他の要素はおいておいて、みぞれなのかひょうなのか、雪の種類を深堀りしていくでしょう。雪のフォルダの議論をしているのに、急に雨フォルダの議論を繰り出してくる人がいるかもしれません。メモがうまく取れる人は全体の構図が見えているので、すぎに「別フォルダの話をしている」ことに気付きます。

3)構造化に際して注意すべきことは、多くの場合、話して側も必ずしも十分に構造化したうえで話をしちていない、ということ。

4)メモをする上で、この、「転用」という段階にまでたどり着くことは、強調してもたりないほどに重要です。

5)「ファクト→抽象化→転用」という一連の流れ。これが、知的生産メモにおける最大のポイントです。

6)「抽象化」という脳の使い方をしていただくことになります。これは、メモを取るうえで、いや、人生をより良く生きる上で、他の何にも勝、最も重要な思考法だと、本気で僕は考えています。

7)「SHOWROOM」というビジネスも、この「ファクト→抽象化→転用」フォーマットによるアイデア創出の影響を大いに受けています。

8)どんな具体的な事象も、大抵は抽象化して意味づけができます。

9)大きな流れとして、質問に対して具体的に答えた「ファクト」を抽象化する。「本質は何だっけ?」「ほかのものとの共通点はないかな?」といったことを考えて、どんどんレイヤーを上げていく。

10)抽象度のレイヤーを上げたあとに、「じゃあ、どうするの?」と、自分の現実にその価値観を落とし込んでみる作業が重要です。

11)特に今は5年後10年後の景色すら全く予測できない時代です。本来トップダウン型の人が戦略的に目の前のことに夢中になることが必要な場合もあるでしょう。トップダウンとボトムアップ。逆算と熱中。この両方の性質を併せ持つことが、夢への勝算をつかむ秘訣なのかもしれません。

12)「間」を恐れずに使いこなすこと。

やること

「ファクト→抽象化→転用」のメモフォーマットを作って、実際にやってみる
物事を受け流していて、ファクトをファクトとしてとらえていないかもしれない。。

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