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パレットのことを知っていただくために~JPRの活動 大学訪問編~
こんにちは。JPR広報部です。
私たちJPR広報部では、幅広い方々にパレットのことを知っていただきたいとの想いから、当社や当社が加盟する業界団体にご依頼のあった大学にお伺いして物流やパレットについての講義をさせていただいています。今回は2024年12月に行った活動をご紹介します。
今回お伺いした大学:千葉商科大学
千葉県市川市にキャンパスを置く千葉商科大学。「実学」を教育理念に掲げ、企業の実務家による講義を取り入れるなど特色あるカリキュラムを展開されています。
今回、当社はサービス創造学部の「物流サービス論」の講義にお伺いしました。
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お伝えしたこと:社会課題の解決に役立つパレット
講義の冒頭、「パレットを見たことがある方はいますか?」と質問をさせていただきました。挙手をしてくれたのは1~2割の方。ご家族の仕事や、ご自身のアルバイトの経験で物流に接したことがある方以外には、パレットはなじみのないもののようです。今回の講義ではパレットの歴史から、社会的に関心の高まっている物流2024年問題とのかかわりについて約1時間のプレゼンをさせていただきました。
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熱心に耳を傾ける姿
プレゼンをしていく過程で、多くの学生さんがパレットについて関心を持ってくださっている様子が、ひとりひとりの表情から伝わってきます。プレゼンに続いて行った質疑では、特に「環境」に対する質問が多かったのが印象的でした。パレットのリサイクルの方法や、パレットの素材、耐用年数など、かなり具体的な質問も。こちらの受け答えにも熱が入ります。
学生さんに何が伝わったか
この講義を担当する千葉商科大学 サービス創造学部 大下剛 准教授に、このカリキュラムの狙いや、JPRのプレゼンを終えての感想を伺いました。
学生がイメージする物流は「宅配」です。しかし、物流は宅配だけでなく、幅広い領域をカバーする学問です。そこで、物流全体を学生に知ってもらうべく「物流サービス論」では多彩なゲストスピーカーに講義を依頼しています。
その中でも日本パレットレンタル株式会社様は、講師として4年連続で登壇して頂き、学生からも人気の内容となっています。今年も2024年問題を踏まえながら、平原直先生の志、パレットの役割や今後の展望を話して頂き、貴重な学びの機会を頂きました。ありがとうございました。
JPRに届けられた学生の皆さんのフィードバックからも、パレットそのものだけではなく、トラックドライバーの長時間労働の具体的なイメージも湧いた、といった感想が寄せられました。
これから、実社会に飛び込んでいく学生の皆さん。挑戦するフィールドはいろいろでも、物流のこと、パレットのことを頭の片隅においてくださると嬉しいです。
JPRはこれからも、幅広い方に物流やパレットのことを知っていただくための活動に取り組んでいきたいと思います。
参考:
物流業界以外の方に、JPRの事業の規模感を知っていただくコンテンツ「数字で見るJPR」と、今回お伺いした千葉商科大学について、以下もリンクもご参照ください。