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伝票電子化で一歩前進

こんにちは。JPR広報部の外里(ほかり)です。
GWはいかがお過ごしでしたでしょうか。今年は国内も海外も、旅行に行かれる方が多かったようですね。空港もとても賑わっていました。最近の航空券は電子チケットが主流になり、搭乗手続きがかなりスムーズになりましたよね。スマートフォンによってはロック画面のままチケットを表示できる機能もあり、非常に便利です。

レンタルパレット管理用の伝票を電子化

このたび当社でも電子化の大きな動きがありました。
当社のレンタルパレットをご利用のお客さま、お取引先さまがレンタルパレットをリレー利用する際、移動情報の管理を「パレット伝票」で行っています。従来は複写式紙伝票を利用していましたが、数年前より電子伝票への移行をはじめ、先月2023年4月1日に移行が完了しました。この取り組みで電子化された伝票の数を試算すると、なんと約692万枚/年!さらにその約692万枚分の伝票で管理されたレンタルパレットの数量試算は、約1億439万枚/年(ともに2021年実績)に及びます。

サービス名は「epalDD(イーパルディーディー)」
「電子伝票」のDDと覚えてください

電子化で楽になること

複写式のパレット伝票を使う運用では以下のようなことが課題となっていました。

  • パレット伝票を手書きした後に、システムに再入力しなければならない

  • 手書きの文字が判読しにくい

  • データが確定するまで時間がかかる

  • 紙伝票を保管する手間やスペースが必要

  • 後日伝票を検索する必要が生じた際、手間がかかる

電子化によってこれらの事象が解消、または軽減されます。
紙伝票の保管が不要になるなどのメリットはもちろんですが、手書き文字が判読できないために生じるデータの誤謬や事後の確認の手間を減らすなど、細かい課題についても改善が見込めます。何より、紙伝票の郵送や仕分けの作業がなくなり、データが確定するまでにかかる一連の時間が短縮され、データの正確性やリアルタイム性が向上したことは、今後DXを進めていくうえで非常に大事な要素となります。

電子化の先の世界へ

今回の伝票電子化の取り組みはこれがゴールではなく、JPRが今後目指す姿を実現するにあたり一歩前進するためのステップとなりました。JPRは創業からの51年間で培った物流ネットワークとデータを活用し、当社のもつ機能やノウハウを自社内に限定せず外に広くシェアすることによって、新しい価値を提供します。今後も企業と企業をつなぐ立場を活かして未来の物流を支え、社会全体に貢献していきます。
 
最後までお読みいただきありがとうございました。
 
epalDDについて:https://www.jpr.co.jp/service/management/epal/