アジア・シームレス物流フォーラム2023に出展します。
こんにちは。JPR広報部の有賀(あるが)です。
新年度・新学期が始まって1か月弱、まだまだ慌ただしい時期ではありますね。
そんな春真っただ中の5月下旬に開催されるアジア・シームレス物流フォーラム2023へJPRは出展いたします。
JPRは、約半世紀前からパレットの標準化に始まる物流の共用化を推進しています。このnoteでも、物流の無理や無駄を省き、人にも環境にもやさしい物流を実行するには、まず、ツールや情報の標準化と共用化が大事ですとお伝えしてきていますが、
そんなパレットの標準化・共用化は国内だけの話ではなかったのです。
パレットの日(11月12日)は、「アジアの」標準パレットサイズから記念日が決まった話は以前投稿しました。
では、アジア以外の世界ではアジアの標準パレット(11型・12型)が使われているかというと、(ちょっぴり残念なことに)各地域で別のサイズのパレットがスタンダードとして定着しています。
現在、6種類のサイズが平パレットのISOスタンダードとなっています。
スタンダードが6種類もあったら、もはや標準ではないのでは?という声もありそうですが、標準を制定する前に、各地域の実情に合わせて広まっていたものを整理した感じでしょうか(いわゆるデファクトスタンダードですね)。各地域でサイズを活かした運用の仕組みも普及しているので、全世界統一サイズを決めるというのは現時点ではなかなかハードルが高いと言えるでしょう。
その中でも、JPRで扱うのは、日本で一番普及している(はずの)アジア標準サイズパレットの一つ・11型・1,100×1,100(DW)mm です。
上記のパレットは、日本国内でのレンタルパレットとして提供しています。
今回の展示会では、国内用のレンタルパレットを国際間輸送にも拡大利用できる!新サービスをご紹介します。
また、JPRはもともと国際間輸送レンタルパレットサービスAPP(アジアパレットプール)の代理店です。こちらは、JPRのほか、アジア数カ国のアライアンス企業が共同提供しているサービスで、輸出入専用パレットをお貸し出ししています。
最後にもう一つ。ヨーロッパのスタンダード「ユーロパレット」を展示します。
ヨーロッパでは、標準サイズというだけでなく、木製で、なおかつ、European Pallet Associationから認証を受けたパレットがユーロ圏内での輸送に利用されます。(ほぼ義務?)
例えば日本からヨーロッパへ輸出する際に、ユーロパレット以外のパレットで運んだとしても、ユーロ圏内ではこの認証済みユーロパレットへ積み替えなければいけません。
だから輸出時からユーロパレットで運べば積み替え無しで楽、なのですが、、、、そのユーロパレットを製造するにも、販売するにも、実は認証が必要!です。
これまで日本国内では製造も販売も正規店はありませんでしたが、2022年9月にJPRは日本初の正規販売代理店となりました。
(今のところ)新品の正規品を扱う正規販売代理店は、日本国内ではJPRだけです。
アジア・シームレス物流フォーラム2023では、3タイプのパレットを実物展示して、3つのサービスをご紹介いたします。 また、会期初日・25日にはJPR海外営業部・海外営業グループ長 石井 義明が30分のセミナーを行います。 なお同展は、公式サイトで事前入場登録&セミナー視聴の予約が必要ですのでお忘れなく。
◆開催概要
展示会名 :アジア・シームレス物流フォーラム2023
開催日時 :2023年5月25日(木)~26日(金)10:00~17:00
会場 :東京流通センター(TRC)第2展示場E・Fホール(1・2階)
出展ブース:1E-04
◆セミナー概要
セッション:4)国際物流&グローバル進出推進セッション
講演日時:5月25日(木)14:30~16:45(JPRの登壇時間は15:40~16:10)
セミナー会場:B会場(1階)
タイトル:国際間物流の課題解決に向けたご案内~レンタルパレットでスムーズな輸出入を実現!~
講師:海外営業部 海外営業グループ グループ長 石井 義明
展示会場でお待ちしております。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。