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(北欧留学大使掲載記事)🇸🇪KTH留学→現地就活記⑤スウェーデンでの就活02

以下、北欧留学大使に掲載した文章です。せっかくなので、noteにも記録しています!

Hej! みなさんこんにちは👀
今週の大使を務めています、れみです!
今週1週間で以下の6つのトピックで投稿しています🤍
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① 自己紹介や専攻at KTH https://note.com/jpnisto/n/n9b0b3d9f91d0
② KTHでの学生生活 https://note.com/jpnisto/n/nda89a16e472b
③ 食事、カフェ in ストックホルム https://note.com/jpnisto/n/n8c7b2f55a2ef
④ スウェーデンでの就活01 https://note.com/jpnisto/n/n27bc4305167b
❺ スウェーデンでの就活02 ←今日✍️
⑥ スウェーデンへの移住
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今日は5日目、スウェーデンでの就活についてvol.2です👩🏻‍💻
昨日に引き続き、スウェーデンの就活についてですが、今日は段階ごとに、提出したものや雰囲気などについて書いていきます。*私が体験したものなので、会社や受ける職種によって違うところがたくさんあると思います。参考程度に見てみてください!

✍️ スケジュール(再掲)✍️

選考フロー
  • 2022年
    6月下旬:留学から帰国
    12月中旬:応募(レジュメとカバーレター)
    12月下旬:オンラインテストとビデオインタビュー

  • 2023年
    1月中旬:グループ面接・ケース面接
    1月下旬:リファレンス送信・最終面接(2回)
    2月中旬:内定

✍️ 第一段階:レジュメ・カバーレター ✍️

第一段階

まず、応募を始める際に、レジュメとカバーレターが必要です。レジュメはCVとも呼ばれる履歴書のようなもので、カバーレターは志望理由書のようなものです。

レジュメ:名前や学歴などの必須情報を記入したら、求人内容や自分のアピールしたいポイントに合わせて、要素を追加します。私は、写真2枚目の赤枠で囲ってある、スキル、リーダーシップ経験、達成したことについては、応募した企業と職種に合わせて書くようにしました。全体で私はA4サイズ1ページに収めました。

カバーレター:簡単な自己紹介と、応募した理由を書きます。全体の流れが分かりやすく、読みやすくなるように書きました。全体で350 words程度で仕上げました。

どちらも、ある程度完成したらネイティブスピーカーの友人や、知り合いの社会人の方に見てもらって、添削してもらいました。

✍️ 第二段階:オンラインテスト・ビデオインタビュー ✍️

第二段階

第一段階を通過したら、オンラインテスト・ビデオインタビューがありました。どちらもパソコン1台で受けられました。

オンラインテストでは、まず、IQテストのような思考・能力テストを30分程度、性格診断を30分程度受けました。それぞれ項目ごとに分かれていて、1つの項目は7-8分ほどで、全部一気に受ける必要はありませんでした。思考・能力テストでは、例えば数列の法則を見つけたり、空欄に当てはまる図形を前後の図形から連想する問題がありました。性格診断では、例えば「大勢の人がいる部屋に入れられたら、A:部屋の隅に行く or B:部屋の真ん中に行く」を選ぶ問題がありました。

ビデオインタビューは、表示された問に制限時間内で答えるものです。準備ができたら、自分で録画開始ボタンを押して、パソコンのカメラに向かって話、回答を録画します。3回まで撮り直しができました。準備時間にも、回答時間にも制限がありました。(私は全ての問で準備時間を使い果たしました)

✍️ 第三段階:グループ面接・ケース面接 ✍️

第三段階

次に、グループ面接とケース面接がありました。メールで日時が指定され、時間になったら、zoomのようなオンライン会議システムにログインします。ここで初めて、実際に人と会話しました(オンライン)。

グループ面接には、3人の応募者と面接担当2人がいました。まず最初に全員の簡単な自己紹介が行われました。
グループディスカッションでは、お題が2つありました。1つ目はビジネス、もう一つは技術的なトピックでした。お題説明→ディスカッション→発表を2サイクルしました。

私の思うグループディスカッションのコツ
(以前受けたインターン選考の時に学んだもの)

  • お題の説明のメモをちゃんと取る

  • 発言の量は多過ぎず、少な過ぎず

  • 前の人の話に触れながら自分の意見を言う

  • 意見をまとめる役になる

とても緊張していましたが、コツを書いた紙を見える位置に置いておき、なんとか持ち堪えることができました。

グループディスカッションの後、そのまま同じメンバーでケース面接が行われました。
ケース面接も初めにお題説明があります。お題は全員で聞きますが、その後は個人戦なので、マイクをミュートにします。今回は制限時間が過ぎる前に回答をメールで送信する形でした。1つのお題に問いが複数あるので、時間配分が大切です。また、私は、文章と同時に図を作成して添付しました。

✍️ 第四段階:リファレンスチェック・最終面接 ✍️

第四段階

第3段階を通過したら、リファレンスチェックがあります。2人からのリファレンスが必要だったので、卒論を書いた研究室の教授と2年以上お世話になっていたインターン先の上司にお願いしました。

私の場合、リファレンスフォームのリンクを送信し、そこにそれぞれ入力してもらうという形式でした。そのフォームに私との関係性や私の評価をする項目が含まれていました。2人には、参考にしてもらえるように第一段階で提出したレジュメとカバーレターを共有しました。期限の最終面接より前に完了してもらえるようお願いしました。

最終面接は、1時間の面接が2回で、同日に2時間続けて行われました。
1つ目が人事を担当している社員の方2人との面接でした。とてもフレンドリーな雰囲気で、楽しく自分の勉強していたことや、留学の話、インターンの話などをすることができました。
2つ目が、実際に上司になる可能性のある社員2人と、主に技術的な話やスキルについて話した他、「こんな問題があったらあなたはどう対処する?」といった、ケース面接のような問いもありました。1つ目の面接よりは難しかったですが、こちらも面接官がヒントを出してくれたり、サポートをしてくれたりしたおかげで、なんとか答えることができあました。

✍️ 選考結果発表 ✍️

最終面接の際に、選考結果の発表は電話でと聞いていました。結果が連絡されると聞いていた1週間の間、いつ電話が来るのか分からなかったので、ずっとドキドキしていました。そして、+46(スウェーデンの電話番号)から電話がかかってきて内定をもらえたときは、最初は信じられませんでした。本当にうれしかったのを覚えています。

✍️ 選考を終えての感想 ✍️

結果論にはなりますが、留学前にサマーインターンなどに出していたおかげで、グループディスカッションやケース面接をやったことがあってその経験が大いに役立ったと感じました。慣れが大事だと思いました。また、選考を受けている間の雰囲気としては日本で受けた優しめの外資コンサルのようなものを感じました。
選考の間、日本にいて良かったと思ったのは、時差がちょうど良かったことです。面接がスウェーデン時刻の午前で、日本の夕方から夜の時間帯だったので、朝から準備をして挑むことができました。
時期的に卒論(+フル単)と被って大変でしたが、やりきれて良かったと感じます。(無理やり4年で大学を卒業したので、単位がギリギリでした。単位は取れるうちに取ることが大切です…)


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