あんけーとの用語の答え



「カイト」

敵の攻撃を受けないこと。出来るだけこちら側のスキルや、アイテムを少なく使って敵をやり過ごすこと。例えば敵のタイドハンターのウルトに対しこちらもエニグマのウルトを使うならそれはカイトではなく戦争である。逆に敵キャリーがBKBを使って突っ込んできて、それに対しスキルやアイテムでダメージを出来るだけ受けずにやり過ごすことは「カイト」である。

例「敵がBKBを使ったからカイトしてやりすごそう」「トロールでウルト使ったらめっちゃカイトされて誰も殴れなかったぁあ~~」

役に立つアイテム:ゴーストセプター、エウル、フォーススタッフ、グリモアケープなど

「コミット」

BKBなどのクールダウンが長いスキルや強力なアイテム、ウルトを集団戦に投入すること。

これを使うとしばらく強力なウルトがない状態になるため、使った集団戦は集団戦に勝って「元を取りたい」と思う。

これを「この集団戦にコミットしている」という。

これの対義語?が「カイト」であり、敵がコミットしたらこちら側は「カイト」するのが世の常である。敵のBKB時間をやりすごし、こちらのカウンターを決めることなど、Dotaプレイヤーのみなさんなら経験したことあるだろう。

「合流」

別のレーンを押している人が別のレーンにいる味方へ寄ること。

例:

あなたがdire側だとする。敵が全員btmを押している。

画像1

この画像では敵がTAがみっどを押している。TAがみっどからbtmレーンへ動くことが「合流」となる(チームファイトが起こりそうなのでキャンプを狩りながら寄る余裕はない。特に急いでいない場合は狩りながら寄ることもある。)。なおPAは「合流」しようとするとTPを使わないと遠すぎて、もしもチームファイトが起こることがあれば間に合わない。これは「合流」ではない。

「バックライニング(後方を切る)」

普通、敵のサポートヒーローはだいたい脆く、チームファイトでは一番後方にポジショニングしている。これを殺しに行くことを「後方を切る」という。英語で「going for backline」など。

役に立つアイテム: ブリンク、シャドウブレードなど

得意なヒーロー:ember, storm, lycan, spectre, antimageなど

「セーブ」

敵のコンボやハメコンボで殺されそうになっている味方を一時ダメージ無効化や、強力なバフ(オラクルのウルトなど)、ポジション変更スキル(ヴェンジフルスピリットのウルト、ウィスプのウルト、フォーススタッフ)、除外(ODの2番、SDの1番)などを使ってハメから抜け出させてあげれるスキル、アイテム、動きのこと全体を指す。

役に立つアイテム: フォーススタッフ、グリモアケープ、メカニズム、ロータス(敵の強力なデバフをなくす)、

セーブが得意なヒーロー: OD, SD, Omniknight, Io, Vengeful Spirit, Oracleなど 

「リーチ」

ピック用語。どれぐらい遠くのヒーローを殺せるか、スタン出来るかという距離。ピックを見てどれだけ遠い敵を捕まえることが出来るかの最大距離を指す。

例えばStorm Spiritはマナがある限りどれだけ遠い敵でも捕まえることが出来るのでピック的な「リーチ」は充分にあるといえる。非常に遠くのヒーローを捕まえることが出来る。Ember Spiritも中距離のヒーローを捕まえることが出来る上、アガニムを買えばかなり遠くのヒーローも捕まえることが出来る。

Tinkerは敵の「リーチ」のなさを利用するヒーローである。近寄るのが難しいヒーローしかいない場合、tinkerを殺すのは至極難しい。「敵が遠くのヒーローを捕まえることが出来ない場合Tinkerが強い」のは「敵のピックにリーチがない」という風に言い換えることが出来る。

中距離リーチヒーローの例:バットライダー、エンバー、WW、パッジなど

遠距離リーチヒーローの例:すとーむ、てぃんかー、いんゔぉーかーなど

「継続(持続)ダメージ」

ピック用語。「生きている限りは集団戦でダメージを出し続けるヒーロー」を指す。友達はDPSって呼んでるって言ってた。

画像2

例えばこの画像では、ラディアント側の継続ダメージを出すヒーローはDPODである。彼らは集団戦中でDPは3番や1番、ODは主に1番でダメージを出し続ける。集団戦においてこれらのヒーローがどれだけダメージを出せるかが集団戦のキーとなる。

対してダイア側の継続ダメージはBSEmber Spiritである。もう大体分かったと思うけどだいたいきゃりーとみっどヒーローである。もちろん例外はあるが…。他の6体のヒーローは、スキルを一旦吐いたあとはそのヒーローにはダメージはほぼ残されていない。彼らは味方の継続ダメージを出すヒーローのダメージを増加させることは出来るが、もしそれらのヒーローが死んだら、残った彼らでは大したダメージは期待出来ない。

繰り返すようだが、基本的に集団戦では、これらのヒーローがどれだけダメージを出せるかが集団戦の肝となる。敵の継続ダメージヒーローをバースト(あとで解説)したり、カイトしたりしながら、こちらの継続ダメージヒーローに敵を殺してもらう。それが成功する集団戦の常だ。

「バースト」

2つの意味がある。

1. 高いダメージを持つスキルを指す。

2. スタンコンボやハメコンボを使って敵のヒーローに隙を与えずに殺すこと(動き)。

上の画像で説明するが、このピックでは1番の意味の「バースト」はlionのウルトとODのウルトを指す。

2番の意味は、例えばビーストマスターのウルトから、disrupterのアガニムウルト、lionのultやスキルなどを使って敵にBKBなどを押す暇もなく、敵にセーブする間もなく、殺し切ることを指す。

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