#67 帰国時のTax Return①
こんにちは、黒です。今回は帰国時のタックスリターンについて判明している部分だけパート分けしてお伝えしていこうかと思います。黒は今IRDにメールをしてその返信待ちになります。
完全にタックスリターンが終わったら続きの記事で経過を伝えたいと思います。今回は全体の流れと今分かっている情報をまとめていきたいと思います。
全体の流れ
① 最後のPay Slipと給与が振り込まれる。
② IRDにタックスリターンの申請をする。
③ タックスリターンが終わり、指定口座に振り込まれる。
④ その後、必要であればNZの銀行口座を閉じる。
①
勤めていた職場から、最後の給与と給与明細を貰えないと次のステップに進めません。最後の給与と給与明細というのはIRDが把握していない給与と明細のことです。こちらはmyIRから詳細を見ることができます。
以前の記事の画像に少し載っていますが、Income summaryから記録されている給与明細を見ることができます。
基本的には職場から支払われる給与が入る口座とIRDナンバーを連携、職場にIRDナンバーを伝えていれば反映されているはずです。
しっかり最後の給与と給与明細が貰えたら次のステップに進みます。
②
これはmyIRとIRDの事務所に行く2つの方法があります。
myIR:こちらはネットで全て完結するのでわざわざ事務所に行く必要がないです。ただし、デメリットとしては返信が遅い場合があるのでNZにいるうちにタックスリターンを受け取れない可能性があります。
調べたところによると、すぐに返信が来てその2、3日後にタックスリターンを受け取れた人もいれば、NZにいるうちに手続きできず、帰ってからネットでIRDとやり取りして返金があった方もいるそうです。
この両者は恐らく、返金を受け取る期間も考えてNZを出る日を決めたと思いますが担当者によってなのかかなり対応が分かれているようです。黒も今は返信待ちで何も進んでいません。
メリット
・ネットでのやり取りでタックスリターンができる
・事務所に行かなくて済むため余計な出費がない
デメリット
・人によっては返信が遅い
・NZに居るうちに返金ができない場合がある
IRDの事務所
こちらは直接事務所にいって書面で手続することで、大抵の場合はすぐに返金されるようです。事務所に行って手続きした方の多くは2、3日後に振り込まれているようです。
ただし、IRDの事務所は少し中心地となる都市から離れている場合があるので交通費や時間などが取られます。黒もmyIRの方で進展がなければこちらも検討するつもりです。
メリット
・すぐにタックスリターンを受け取れる場合が多い
・対面なので、分からない箇所を気軽に聞ける
デメリット
・交通費や時間がかかる
・書面に記入するので少し面倒
③
黒は以前の記事でも載せましたが、Wiseを返金指定口座にするのを勧めています。また、そうでない人はNZで作った銀行口座を使って返金を受け取れば終了です。(徴収はほとんどの場合でないので今回は想定していないです。)
補足として、受け取るのが日本に帰国してからになる場合は、Wiseを使っている人はそのままNZDで受け取りましょう。細かいことを言うと住民票を入れてから受け取ると税金や為替差益が面倒です。
ただし、NZDで受け取って日本円に両替せずに消費してしまえば特に問題はないので、よく海外旅行に行く人はそのままで良いかもしれません。
Wiseを使っていない人はIRDのタックスリターンを受け取る口座を日本の口座にしましょう。その場合、日本の口座に振り込まれますが、手数料が引かれて為替の換算(恐らく銀行設定なのでレートは悪い)された額が振り込まれます。
更に細かく言うと、住民票を入れた後なので雑所得になるので確定申告が必要になってきます。なのであまりこちらはおススメしません。
④
必要な人はタックスリターンが終わってからNZ現地の銀行口座を閉じましょう。NZの銀行口座はいざという時のため、帰国ギリギリまでは持っていた方が良いかもしれません。
まとめ
最後のタックスリターンの手続きを踏まえて日本に帰国する日や最後の旅行日程を決めておいた方が大変ですが後々楽になります。黒も帰るまで難関がたくさんあるので早く手続き終わって欲しい…
お金を稼ぎに行く人、語学を学びに行く人、世界を知りに行く人、色々な人が安心して損をしないワーホリに行けるようにこれからも記事を更新していけたらと思います。