【アイスランドワーホリ】ワーキングホリデービザ申請方法
こんにちは!ANです^^
アイスランドに着いてから、あっという間に 1 ヶ月が過ぎました😳
ワーホリ初心者の私は日々「こんな感じで大丈夫なのかな……」と思いつつ探り探り生活しているところです!笑
そんな中こちらに来てから知ったことなのですが、アイスランドはカナダやオーストラリアなどで経験を積んだ人がたどり着く国というより、初めからここを目指して”ワーキングホリデーそのものが初めて”という状態で来る人が圧倒的に多い国なのだそう。
加えてアイスランドワーホリは体験談が非常に少なく、情報も不明瞭なので私は終始不安に思いながら手続きを進めていました💧笑
なので今回は主にアイスランドでのワーホリを検討している方へ向けて、実際にビザを申請する際の流れについて、私の体験談を踏まえつつ紹介していきたいと思います!!
制度と条件
まずそもそもワーキングホリデーとは、異文化交流を推進するという目的のもとで主に18〜30歳の若者に対して、日本が協定を結んだ国への長期滞在を許可するビザ制度のことを指します。
就学と就労の両方を同時に出来るのが大きな特徴で、休暇を楽しみつつ語学学校へ行ったり働いてお金を稼いだりなど、滞在期間中の過ごし方を自分で決められるという点から、かなり自由度が高いビザとして知られているようですね^^
申請できる条件は国によって異なりますが、アイスランドの場合は
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というのが政府から正式に示されている要件になります!
また補足として、こちらのサイトも私は参考にしていました。
![](https://assets.st-note.com/img/1701555725395-rnBbnebPJO.png?width=1200)
アイスランドがワーキングホリデーの協定を結んでいるのは日本とイギリスだけなので、参考に出来るサイトもあまり多くはないのが難点でした😵
特筆すべき点としては、アイスランドワーホリは他国と比べて年齢の上限が厳しめだということ。30歳を待たず、26歳で権利が無くなってしまうので、ワーホリに慣れている人ほど要注意です💦
ちなみに日本ワーキング・ホリデー協会からの画像に「シェンゲン」という言葉が登場していますが、これはアイスランドが加盟している協定の名前になります。これまで日本国籍の人がこのシェンゲン協定加盟国を訪れる際、最大90日まではビザを申請することなく滞在することが出来たので、実際に現地に着いてからワーホリビザを取得する……ということが、理論上は可能だったそう!!
しかしビザ発給に 2 ~ 3 ヶ月かかると言われていることを踏まえると普通にリスキーなのと、2024年以降はシェンゲン協定加盟国への旅行形態も変わるそうなので、個人的にはあまりオススメしません💦
申請手続き
ここからは実際の流れに関して説明します^^
![](https://assets.st-note.com/img/1701559901076-vsXUvKpHok.png?width=1200)
まず公式サイトのApplication項目を開いてみると、書いてあるのは「必要な書類全部を紙で郵送してね」と、これだけ。
日本人は費用がかからないのでそこは有り難いですが、それにしても説明が簡素すぎませんか……?しかも海外郵送なんて無事に届かない可能性もあるのに、事前にオンライン申請とか出来ないんだ……と個人的にかなり衝撃を受けました😵
とにかく実際に送ってみるしかない仕様なので、まずはRequirementsという欄を参考に必要な書類を集めていきます。
必要書類
①居住許可申請書
まず公式サイトからResidence permit applicationをダウンロード。手書きにするか迷いましたが、私はPDF上で必要事項を記入してから印刷したあと、最後の署名のみ自筆で追加しました。
アイスランドでの居住地を記載する欄がありますが、未定の場合は該当欄にチェックを入れて提出すれば問題ないです^^
現地に着いて住所が決まったら別途通知しに行きましょう!
②犯罪経歴証明書の原本
最初に言っておきます、これが一番厄介です!!!準備に時間がかかるので居住許可申請書が用意出来次第、すぐに手をつけましょう😵
そもそも犯罪経歴証明書とは、渡航先の公的機関(大使館、領事館、移民局等)から要求されている場合にのみ発給してもらえる公的書類なのですが、申請時も交付時も各都道府県警本部まで出向かないといけないのが難点で。
まず一度本人確認書類や居住許可申請書などを持って向かい、その場で申請目的の確認や指紋の採取など15分ほど手続きを行なったあと、用意ができるまで1週間くらい待ってから再度受け取りに行くという形式になっています。
私の場合は10日後にまた来るよう言われたので、ここでかなり時間を取られてしまいました……💦
ちなみにアイスランド政府からは「過去5年間に住んでいた全ての国での犯罪記録」かつ「 6 ヶ月以内に申請したもの」という指定がなされているので、特に期間を過ぎてしまわないよう注意してください!
そして犯罪記録証明書の提出には、ここから更にアポスティーユ証明というものをつけることが要件として求められています⚠️⚠️⚠️
詳しい説明は省きますが、つまり受け取った犯罪経歴証明書を外務省に一度提出し、海外に出す公文書として証明してもらう必要があるということなんですね!!
申請自体は郵送でも窓口でも大丈夫なのですが、これまた受理されるまでに3~5日程度はかかるのと、 3 ヶ月以内に発行された文書にしか証明はつけてもらえないので気をつけましょう……!!
③健康保険証書
アイスランドの保険会社、もしくはアイスランドでの営業を許可された保険会社で健康保険に加入し、その証書を提出しなければなりません。
最低補償額は200万isk、最短期間は 6 ヶ月との指定がついています。
アイスランドの場合は、本籍地を登録してから 6 か月が経つと自動的に国民健康保険に加入させてくれるため、そこまでの期間さえ保証しておけば良いみたいです^^
私は日本の保険会社で留学・ワーホリ用のプランを出しているところを探したのですが、ビザが実際いつから降りるかがわからない以上、加入開始日をどこに設定すべきかでとても迷いました💦
加入後にも期間の変更ができるのかなどは恐らく会社によって対応が違うと思うので、保険外交員の方に確認しつつ進めると良いと思います^^
④滞在資金証明書
サイトには様々な証明方法が提示されているのですが、私は自分が利用している銀行にて残高証明書を発行し、英語表記のものを提出しました。
ちなみに既に変動しているかもしれませんが、私がメールして聞いた時には最低でも月々の生活費として217,799 iskは無いと……と言われたので目安額を算出して証明できるようにしておくと安心かと思います^^
⑤パスポートのコピー
個人情報ページと署名ページのコピーだけで大丈夫です!
またワーホリで滞在したい期間にプラスして、少なくとも90日後まで有効なパスポートでないと許可が降りないので要注意!
⑥パスポート写真(35mm × 45mm)
⑦復路航空券または購入資金を所持していることの証明書
正直これ何を提出したのか覚えていなくて……!
とりあえずチケットは買ってないので、帰りの飛行機代を出せることを証明したのだと思うのですが……参考にならず申し訳ないです🙏💦
許可通知
こうして全ての書類が揃ったら、やっとアイスランド移民局へ郵送!!
郵便局で手続きをしてから確か 1 ヶ月も経たないうちに「受け取ったよ」とメールを貰って安心していました……。
が、予め発給にかかるだろうと想定していた 2 ~ 3 ヶ月を過ぎても音沙汰は全然なくて。一応あとどれくらい待てば良いのかとメールして聞いたこともあるのですが、「目安期間なら公式サイトに載ってるでしょ」と返って来たので、もうそういうものなのだと受け入れてしまっていたんですよね。
結局、書類を郵送して 5 ヶ月くらい経ってからやっと、あまりにも遅すぎるのではないかと気がついて。(今考えると本当に馬鹿なのですが……)
そこで再度こちらから連絡を入れ、「提出書類に不備があったから捕捉してってメールをかなり前に送ったはずだけど」と返答を貰ったり、そんな連絡来てないから再送してと頼んだり……。
追加でも何通かやりとりをし、最終的にやっと「仮の居住許可証を送るよ!」というメールを貰うことが出来ました^^
……あれ、ビザは??
って思いますよね!私は思いました!!笑
ここで発覚したのですが、アイスランドワーホリの場合はパスポートにビザを付けて返してもらったり、ワーホリビザ通知書を発行してもらったり……という段取りは無くて⚠️
ただメールで受け取った居住許可証(しかも仮!)だけを持ってアイスランドに向かい、国内でいくつか手続きを済ませることで、言わば〝移民の1人として迎えてもらう〟みたいな形式になっているのです⚠️
それゆえ現地に着いてからも気が抜けないのですが、以降の手続きに関してはまた追って記事にしますね!!
最後に
今回は実際にアイスランドワーホリをするにあたって必要なビザ申請書類や、取得に際しての注意事項などを紹介させていただきました!!
私は自身の浅はかさゆえ居住許可を得るまでに半年もかかってしまったのですが、他の人の話を聞いていると、ここまでは行かずとも移民局との手続きには皆さんかなり苦労されたようで😵
在アイスランド日本人の先輩方からも「行政の手続き系はとにかく遅いから、どんどんつついた方が良いよ!」とのアドバイスを頂いていますので(笑)今後アイスランドに行かれる方は念頭に置いておくと良いと思います!
とても長くなってしまい恐縮ですが、アイスランドへのワーキングホリデーまでの流れが少しでも明瞭化されるよう頑張って書いたので、ぜひ参考にしていただけたら幸いです^^
ご愛読ありがとうございました🌷
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