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Week1(2):中音子音 Middle Class Consonants
さて、前回も触れましたが、タイのアルファベット(子音 Consonants)はトーンによって3つのグループに分かれます。
1、中音子音 Middle class consonants
2、高音子音 High class consonants
3、低音子音 Low class consonants / 2グループ
中音子音と低音子音はトーンが中音 Middle tone、高音子音は昇音 Rising tone。低音子音は他とトーンのルールが違うので、多くの混乱を呼びます。これのおかげでトーンがもうぐちゃぐちゃと言っても過言ではない。トーンについては愚痴しか出ない。
では今週の授業で学んだことを綴ります。
中音子音 Middle class consonants
จ ก บ อ ต/ฏ ป ด/ฎ の読み、トーン
中音子音の音は次の通りです。
![](https://assets.st-note.com/img/1689004320242-R2AT250h4I.png)
ก = G/K音
จ = J音(実はZ音なのでは?と思うことがある)
ด/ฎ = D音(ฎはあまり使われない)
ต/ฏ= Dt 音(ฏはあまり使われない)
บ = B音
ป = Bp 音
อ = O音(子音といえど母音になることもある)
※ なぜ同じ発音の文字があるかというと、日本の平仮名と片仮名のようなもので、中国やカンボジアなどの大陸からの文化が入ってくるに従って、表記を区別したかったから、らしいです。※
中音子音なので、全てMiddle tone(通常の会話トーン)で発音。
![](https://assets.st-note.com/img/1688933582612-M4kZAeNDpy.png)
読みやすくするために子音に อ(オー)を子音に組み合わせて、
จอ(ジョー)、กอ(ゴー)、บอ(ボー)、ออ(オー)、ตอ((Dt)トー) ปอ((Bp)ポー) ดอ(ドー)になり、トーンは中音で抑揚なしで発音します。
จอ → 裸足のジョー、กอ→ ヒロミ・ゴー みたいに、ただ中音で伸ばす感じです。
Kanitsa先生のビデオの中に子音をトーン別グループで文章にして覚えちゃおう!という方法があるので、一応貼っておきます。
เจอ กัน บ้าน อา ตอน เป็น เด็ก
(jer gan baan aa dton bpen dek)
「子供の頃、お互いおじさんの家で会ったね」
「(We) met each other at the uncle’s house when (we) were kids.」
จ:เจอ = 会う/meet
ก:กัน = お互い/each other
บ:บ้าน = 家/house
อ:อา = おじさん/uncle
ต/ป/ด:ตอน เป็น เด็ก= 子供の時/when (we) were kids
![](https://assets.st-note.com/img/1688934336713-23KfrdjfDt.png)
中音子音とエンディング
中音子音に限ったことではないのですが、いくつかの子音は単語の一番最後の文字になった時、音が変わります。
ก = 変化なし(G/K音)
จ → ด = J音からD/T音へ変化
ด/ฎ = 変化なし(D/T音)
ต/ฏ → ด = DT音からD/T音へ変化
บ = 変化なし(B音)
ป → บ = PB音からB音へ変化
อ = 該当なし
![](https://assets.st-note.com/img/1688934521031-wZhu3RkxfT.png?width=1200)
例えば、กอก はそのまま GOK と読みますが、กอจ はGOD、กอด、กอต もGODと読みます。表記は変わらず、読みだけ変わります。
このก、ด、บ音(詰まる音)が最終音になる時を Dead Ending 又は Dead Syllable と呼び、中音子音でありながら、トーンが低音に変わります。
ก、ด、บ音以外の伸びる音は Live Ending 又は Live Syllableと呼び、トーンに変化はなく中音のままです。
![](https://assets.st-note.com/img/1688934765674-mpezEP7IPJ.png)
中音子音についてはここまでです。次回は母音 vowels อุ & อู とそのトーンについて綴ります。