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pasteltime
靴下を何度も泥棒に盗まれる。
誰も私の靴下を何度も盗もうと思わない。
そう、この事件は、若く麗しい女子の物語なのである。
彼女は、木造の安いアパートに住んでいて、いろいろ問題があったが、最悪なのが、鍵が壊れていることだった。朝に鍵を閉めて出たはずが、夜に帰ってくると鍵が開いている。ドアが開いているわけではないが、鍵が閉まっていない状態になっているのである。
へんだなー。
でも、家にほぼいないからまあいいかと、そのままにしていた。
そのうち、変なことに気づく。
自分の靴下が一つ見当たらない。
おかしいな。
でも、いつも洗濯はコインランドリーを使っているから、そこに忘れてきたんだろう。なので、あまり気に留めなかった。
しばらくすると、別の靴下もなくなっている。
おかしいなぁ。
そのまま、月日は流れ、引っ越しすることになった。
今は、シャワーの水が、アパート全体が水を使いだすと出にくくなることを除いては、ちゃんと住める。(海外のアパートなの? いや、日本。。)
そういや、洗濯機がうまく部屋に入りきれなくて、扉は閉まらないのだけど。
前の住処、危なすぎるだろ!!
無事に脱出できて、よかったよ!
変態空き巣の常習犯でしょ。
住人の可能性もあるね。
知人の物語でした。
おわり。