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第29回日本病院総合診療医学会学術総会での当チームの活動報告
2024年9月7日〜8日に行われました『第29回日本病院総合診療医学会学術総会』では、初の試みとして、日本プライマリ・ケア連合学会専門医部会若手医師支援部門病院総合医チームと日本病院総合診療医学会若手部会が多数のコラボレーションをしましたので、その活動報告となります!
教育講演1「若手部会Faculty Development企画 ~病院総合診療医がもっと輝くための キャリアの話~」 (当チーム参加:小野、青木、貝田、原田)
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京都大学の片岡仁美先生から、ご自身の様々な経験を通じたキャリア形成に関する貴重な考え方を共有いただき、会場でアツい質疑応答が行われました。
片岡先生が、様々な質問に対して経験や知識からの深い洞察を提供するのはもちろん、相手を包みこみそしてエンパワメントする様子に深く感銘を受けました。自分自身のキャリアにとって大きなヒントとなるとともに、当チームとして・若手として、活動にも繋げていければと考えています。
若手部会企画1「日本病院総合診療医学会若手部会・日本臨床疫学会ジョイント企画 academic generalistを目指す若手医師のための臨床研究デザインことはじめ」(当チーム参加:齊藤、原田、大塚)
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「臨床研究の道標」や「リサーチクエスチョンの作り方」などの著者である福原俊一先生をお招きし、「トップジャーナルの編集長の心に刺さる研究とは?」というテーマでご講演をしていただきました。その後、ディスカッションを交えて若手医師が考える研究設計の素案がブラッシュアップされていく過程を参加した方々と共有しました。
福原先生だからこそ語れる視点でのお話が数多くあり、あまり研究に携わったことがない若手医師も研究に対する興味を持てるような内容でした!参加者からも活発に質問が出て、大変有意義なセッションとなりました!
学生企画 「病院総合診療医が中心となる"care"の輪~多職種を繋ぐ上で果たすべき役割とは~」(当チーム参加:合田、大塚、貝田)
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学生が主体となり、多職種の役割について紹介しながら実際のシナリオを用いてディスカッションし、多職種シンポジストからのコメントをいただきました。
多職種のシンポジストから直接意見を聞くことで多様な考え方、働き方、患者との関わり方を実感することができました!そしてこの企画に関わり、学生の主体的な企画・行動力が素晴らしく、今後の病院総合診療医の未来は明るいと感じました!
若手部会企画5「深読み!!病院総合診療医が読みたい最新論文 第2弾」
(当チーム参加:小野、原田)
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5つの論文を病院総合診療医の視点で深読みする企画。小野は2024年4月のREDUCE-AMI試験(N Engl J Med 2024;390(15):1372--81.)をご紹介させていただき「心筋梗塞後EF≧50%へβブロッカーを導入すべきか?」というテーマを考えさせていただきました。
他のテーマもどれも興味深いものばかりでした。オンデマンド配信がありますので、まだの方はぜひご視聴よろしくお願いします。
今後もコラボ企画のような機会を増やし、活動の幅を広げていければと考えています!今回コラボしていただいた日本病院総合診療医学会若手部会に感謝申し上げます。
(文責:齊藤 琢真 栃木医療センター内科)
※当チームに加わりたい・興味がある、という方は、jpcahospitalmed@gmail.comまでご連絡をお願いいたします。