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JPCA若手医師部門・病院総合医チームがnoteをはじめます!

こんにちは。日本プライマリ・ケア連合学会(JPCA)若手医師部門・病院総合医チームです。まず、わたしたちがどんなチームなのか、紹介させてください!

1. JPCA若手医師部門って? 

 JPCA若手医師部門の発端は、2004年、旧日本家庭医療学会中の有志の会として発足しました。翌2005年に、正式な下部組織(若手家庭医部会)として承認され、若手が家庭医というキャリアを積極的に選択できるような、日本の後期研修プログラムを作ることを目標として活動を行ってきました。2010年の3学会合併に伴い、日本プライマリ・ケア連合学会の非公式な下部組織(若手医師部会)に移行しましたが、2016年には、第7回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会で発展的解散を経て、公式組織である"専攻医部会"と"専門医部会若手医師部門"に移行しました。

2. 若手医師部門には、どんな人が所属しているの?

若手医師部門には、JPCA学会員のうち、
・家庭医療/総合診療専門医取得後 5年目以内
または、
・家庭医療/総合診療プログラムに入っていない卒後3年目以降10年目以内
の医師が所属しています。
図で表すとこんな感じです!

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3. 病院総合医チームって?

 病院総合医チームは、若手医師部門のなかの1チームです。2015年、冬期セミナーで第6期若手医師部会の開始と共に、クルー100人プロジェクトの一環として発足し、2016年、公式部門である若手医師部門への移行と同時に病院総合医チームも公式部門となりました。
 病院総合医チームに参加しているメンバーは、2020年度は20名。意外にも家庭医療/総合診療の専門医/専攻医ではないメンバーの方が多かったりします。市中病院の総合内科・総合診療科で働くメンバーもいれば、大学病院の総合診療科で働くメンバーもいて、キャリアの多様性に富んでいます。勤務地域もバラバラで、東北から九州まで全国各地から集まっています。

4. Mission & Vision

 病院総合医チームのMission & Visionは、"病院総合医(病院での総合診療)の価値を社会に発信し、これを志す若手の道標になる"です!
 このMission & Visionの達成のためにできることはなにか、メンバーで話し合い、そのうちのひとつの手段としてnoteでの情報発信を始めることになったのです。
 他にも、学術大会や秋季生涯教育セミナー、冬季セミナーのセッションをやらせてもらったり、独自の勉強会である"若手病院総合医カンファレンス"を開催したりしています。これまでの活動の紹介はまた別の機会にさせてください。
 あ、「ていうか、そもそも病院総合医ってなんなの...?」と思った方もいますよね? 実は、定義はまだはっきりしていません。はっきりしていないのは、"多様性が許容される"とか"自由だ"という側面もありますが、"アイデンティティがない"と感じる方もおられるのが実情だと思います。当チーム内の研究班では、病院総合医の実態調査も行っています! 論文発表まで乞うご期待!です。

5. 仲間を増やしたい!

 この"note"をはじめよう、となったのは、なによりも「仲間を増やしたい!」という想いがあるからです。世間一般の認知度が低くても、アイデンティティが確立していなくても、マイノリティな存在であっても、わたしたちは「自分は病院総合医だ」と思って働き、そこにやりがいや使命を感じています。それは他の専門科の医師と同じです。仲間(病院総合医)が増えることで、患者さんや、連携する診療所の医師、他の診療科の医師、コメディカル、研修医や学生、はたまた、病院全体や地域全体のHappyにつながると信じています。
 これまで、上記のセッションや勉強会で、参加してくださった方にむけて病院総合医チームの紹介やメンバー募集をしていましたが、このwithコロナ時代、対面での勉強会開催はなかなか難しくなってきました。病院総合医の認知度を挙げて、病院総合医になりたい!と思ってくれる若手医師(あわよくば、いっしょに活動してくれる仲間も...)が増えてくれることを願って、このnoteを通して、多様性に富むメンバーがそれぞれどんなキャリアを辿ってきたのかや、病院総合医がどんなことをやっているか、考えているか、お伝えできればと思っています!

これを読んでも「さっぱりわからないや...結局なんなの...」とお思いの方、ぜひこれから順次アップしていく記事を楽しみにお待ちください!


(文責:平松 由布季 東京ベイ・浦安市川医療センター 総合内科)

※当記事の内容は、所属する学会や組織としての意見ではなく投稿者個人の意見です。

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