人とペットの触れ合いがもたらすものは?
こんにちは。
JPB株式会社の行光です。
JPB株式会社とは?
まずは、JPB株式会社を紹介させていただきます。JPB株式会社は、2023年8月に設立し、グループ動物病院や老犬ホームの運営をはじめとした様々な事業を行っています。スタッフ全員の「想いを、実現する」ことで、私たちはより良い世の中を創造していきます。
弊社では、子供とペットの触れ合い教室や動物介在研修(ペットと一緒に実施する研修)など、人とペットの触れ合いを推進する活動も行っていきます。
海外ではすでに、人とペットが暮らすことによるメリットがデータとして多く残されていますが、日本ではまだそこまで多いとは言えません。そこで、今回は私が感じているペットと暮らすことによるメリットをお話しできればと思います。
夫婦×ペット
夫婦とペットにまつわる多いエピソードが、ペットのおかげで夫婦ゲンカが減ったというお話です。ペットがいるとケンカをする気が無くなる、申し訳ない気持ちになる、ペットが夫婦ゲンカを嫌がる、悲しい顔をするなど、様々な理由でケンカが減ることが多いようです。また、ペットがいることで、コミュニケーションが増え、本音で話しやすくなるなどのメリットもあるようです。
高齢者×ペット
高齢者とペットが暮らすメリットは、コミュニケーションの増加がまずは第一に挙げられます。徐々に会話が減ってしまう中で、ペットのお陰で共通の話題ができることで、コミュニケーションの増加が図れます。犬と猫では、犬の方がよりコミュニケーションの増加につながります。散歩に行くと地域の方と挨拶する機会も増えますし、犬仲間と話す機会も増えてきます。
一方で、きちんと考えておかなければならないのが、万が一の時のペットのお世話です。高齢の飼い主さんである場合、何かあった時のために、その後に面倒を見ることのできる人を確保しておく、もしくは預けられる場所(老犬ホームなど)を事前に調べておく、ペットのためにお金を残しておくなど対策を考えておきましょう。
子ども×ペット
子どもとペットの触れ合うことの1番のメリットは情操教育の育みといえます。つまり、人の痛みを分かる、想像力が膨らむ、正しい倫理観を身につけるなど、人として正しく成長するための教育です。ペットと触れ合うことで、いのちの大切さがわかるだけでなく、いきなり手を出されたり、大きな声を出されたりしたらびっくりするなど、ペットとの触れ合いを通じて、相手の気持ちを考えられるようになります。また、ペットは言葉をしゃべれないので何を考えているのだろう?どうしてこのような顔をするのだろう?など、想像力を働かせることもできます。
都心だと、ペットと暮らすことのできるマンションが限られており、なかなか触れ合う機会を持てない方もいらっしゃるかもしれません。私たちは、様々な団体様と協力してペットと触れ合う機会を沢山作っていきたいと考えております。
弊社運営の老犬ホームスマイルフラワーでも継続的にイベントを開催していく予定です。
こちらの記事に老犬ホームスマイルフラワーをご紹介しております。
企業・スポーツ×ペット
上記の3つについては家庭内のお話が中心ですが、企業やスポーツにおいても親和性が高いと考えています。組織におけるチームビルディング、メンタルケアなど、これからペットとの触れ合いは様々な場面で、多くのメリットをもたらすと考えております。
最近では、動物を介在した企業研修についてもご相談いただくことが増えてきています。
私たちが目指す社会
動物に関わる企業として、人と動物がより暮らしやすい社会を作っていくのは私たちの大事な使命です。
また、ペットとの触れ合いを増やすとともに、社会問題の1つでもある殺処分問題、特に野犬問題は注力していかなければならないと考えております。
まだまだ企画途中の事業も多くありますが、これからもさらに世の中の役にたてるよう、様々な方と協力させていただきながら、一歩ずつ進んで参ります。