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応急処置
今回は、基礎である、トレーナー現場での応急処置についてです。『PRICES処置』できますか?
…RICEじゃないんですか!?
新人のスポーツトレーナーに指導する時によく返ってくる質問です。
皆様もご承知の『RISE処置』は学校やテキストでよく聞く言葉だと思います。ここで簡単に説明すると、
Rest(安静)
Icing(冷却)
Compression(圧迫)
Elevation(挙上)
これらの頭文字の4つをとったものです。スポーツを始め外傷の応急処置の基本と言われています。しかし、スポーツの現場では、安静だけでは、損傷した組織を保護できないことから、RICEにProtection、Protect(保護)を加えます。
これには2つの意味があり、患部を保護する事。そして、二次的な怪我を防ぐ意味もあります。これはピッチ状況などを把握し、相手も自分も守る事です。周囲の安全の確保をする事が保護になります。
そして、語尾にあるSはstabilizer(安定させる、固定する)です。患部を圧迫するだけでなく、固定してあげる事で、応急処置の質をあげる事ができます。例えば、簡易シーネなどになります。
Protection(保護)
Rest(安静)
Icing(冷却)
Compression(圧迫)
Elevation(挙上)
Stabilizer(固定する)
このPRICESは、スポーツの現場に出ている皆様なら当たり前かもしれませんが、基礎の基礎って大切ですよね。わかっているが改めて何の目的があるのか理解しておきましょう!
今回は『PRICES処置』についてでしたが、更に専門的なものも増やしていくので、今後とも、JPAA study pageを宜しくお願い致します。
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