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第73回study page【有痛性外脛骨】

有痛性脛⾻とは

外脛⾻は舟状⾻の内側に位置する過剰⾻で人⼝の15 %に存在する最⼤の過剰⾻ 。
この外脛⾻が運動量の増加や捻挫を機に舟状骨間に
ストレスが⽣じ 、痛みを発症する病態を有痛性外脛⾻といいます。


特徴

  • 10〜15歳の児童期に多く 、性差は少ないがやや女性に多い 。

  • 外脛⾻部の圧痛、運動時痛が⽣じる。


Veitch分類

Ⅰ型:外脛⾻は⼩⾻⽚で後脛⾻筋腱内に存在し、舟状⾻からは遊離している状態。

Ⅱ型:外脛⾻はⅠ型よりも⼤きく舟状⾻と結合している。 症状を有するのはⅡ型が多い 。

Ⅲ型:Ⅱ型の最終段階と考えられており、⾻性に癒着しているため症状がないことがほとんど。


治療法

  • 一時的な安静や運動制限により軽減する場合が多い。

  • 扁平⾜を合併していることが多く、インソールの使⽤が有効。

  • 保存で改善が⾒られない場合、⼿術が必要となる。


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