栃木県、日光で酒蔵見学。尊徳とは二宮金次郎。
▶︎尊徳 生酛 純米
📍栃木県 日光市
🏯渡邊佐平商店
🌾:とちぎ酒14
精米歩合:75%(25%糠をとった日光=25磨き)
使用酵母:栃木県酵母
アルコール:15度
日本酒度:±0
酸度:1.9前後
日光の酒蔵、渡邊佐平商店さんが丹生込めて産み出す生酛造りの純米酒。
東照宮や、いろは坂へ観光する前に蔵を見学させて頂きました。
日本酒に普段触れることのない人へも解り易く丁寧に説明をしてくれるので、日光へ行く方は是非立ち寄られる事をお薦め致します。
試飲も沢山させてもらえます。
生酛特有のお米のふくよかな香り、カラメルの様なコク、ミルキーなまろみを感じますが、
心地よい酸味もあり、ライトボディでキレも良く、スイスイ飲んでしまいます。
こちらは燗酒コンテストのプレミアム燗酒部門で金賞を受賞したお酒という事で
冷やはもちろんとても美味しく、
燗にするとふくらみと旨味をより一層楽しめます。
栃木県で開発され、地元日光の農家の方々が一生懸命に育てた酒米「とちぎ酒14」を全量使用。
大谷川水系の清冽な伏流水、栃木県が開発した酵母を使用した生粋の地酒。
【尊徳】
江戸時代末期に関東から南東北の農村復興に尽力した二宮金次郎。
約600もの村々に「報徳仕法」を広め、その晩年を日光神領の再興にささげ、現在は蔵近くの二宮神社に祀られています。
報徳仕法とは「万物にはすべて良い点(徳)があり、それを活用する(報いる)」という彼の思想。
渋沢栄一など明治の財界人・実業家や
松下幸之助など昭和を代表する経営者たちにも多大な影響を与えたといわれています。
ラベルにはその報徳仕法が記載。
二宮金次郎が「二宮尊徳」を名乗り始めたのは1842年で、渡邊佐平商店さんの創業の年と同じ。
この作品は創業当時に醸していた生酛造りを約100年ぶりに復活させた、こだわりのお酒。