【商品情報】ポケモンカード分類
セグメンテーションとは?
物事に付随する属性を整理し、分類をすることは投資において重要です。
セグメントの平均と比較して価格が出遅れている、といった判断や、
属性に応じた値動きを予想しポートフォリオを組む、といったことも可能になります。では早速、ポケモンカードのセグメンテーションを実行していきましょう。
ポケモンカードには何が書いてあるのか?
ポケモンカードを収集品の観点で見たとき、重要となる要素を説明します。まず、以下の画像をご覧ください。
このようにポケモンカードにはいくつかの記号が書いており、この記号によってカードの属性を判断することができます。
レギュレーションマーク
2023年3月現在、レギュレーションはAからGまで存在しており、採用されるルールにより使用できるカードが異なります。このマークを見ることによってカードがどのレギュレーションに所属しているかがわかります。エキスパンションマーク
ポケモンカードは拡張パックによって異なるエキスパンションマークを持っており、このマークを見ることでカードがどの拡張パックに所属しているかがわかります。カードリスト
拡張パックに入っているカードの枚数とこのカードがそのうちどのナンバーに所属するかが書かれています。この例では73種類のカードがこの拡張パックに入っており、このカードはそのうち1番目に分類されています。レアリティマーク
カードにはレアリティが設定されており、排出率が異なります。このレアリティは拡張パック毎に定義が異なるためチェックが必要です。この例ではC、すなわちコモンレアリティに所属することがわかります。
このデザインが採用されたのは、2001年以降であり、カードの裏面を見れば採用前か、採用後かがわかります。採用前のカードは、旧裏と呼ばれています。
旧裏にはエキスパンションマークがなかったり、レアリティが右下に表示されていたりといった違いがあります。どの拡張パックが、旧裏に該当し、どのレギュレーションに該当するのかを整理したエクセルを後ほど我々のホームページで公開しておくので見ていただけると頭の整理に役立つと思われます。
ポケモンカード情報をどのように整理するか?
さて、ポケモンカード情報を整理する際、
裏面
エキスパンション
レアリティ
イラストレーター
の4つを軸にすると良いと考えています。順を追って概要を説明します。
1.裏面
旧裏かどうかです。旧裏のものは新裏のものと根本的にデザインが異なるため、旧裏はひとまとめとして考えた方がよいでしょう。
2.エキスパンション
エキスパンションマークを見ればそのカードが入っていた拡張パックがわかります。これにより発売時期を特定できるため、同時期、同拡張パックのカードと比較することで相場観をつかむことができます。
3.レアリティ
当然レアリティが高いカードほど、市場に出回っている数が少なく、価格があがりやすいことが想定されます。レアリティもカードの属性として重要なファクターとなるでしょう。
4.イラストレーター
実はイラストレーターにも人気不人気があり、例えば「さいとうなおき」氏がイラストレーターを担当したカードは価格があがりやすい、といった現象も指摘されています。イラストレーターを軸にポケモンカードを分析してみるのもおもしろいでしょう。
我々は上記4つの観点を軸として分析を行っており、開発中のツールも含めて分析結果を個別記事として順次公開していく予定ですので、そちらもご参考ください。
以上
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