恋愛の武器
世の中「モテたいですか?」と聞いて「モテたくないです。」と回答する人がどれだけいるだろうか。満足しているから、異性に興味がないから、そう言った考えを持つ人もいるだろうが、ほとんどの人がモテたいと心の中では思っているはずだ。
モテるとは何か?
ひと口に言っても様々なモテ方がある。
外見・人柄・キャリア・金銭・趣味・憧れなどその人を彩るステータスの中で飛び抜けているもの(長所)もあれば、どれか著しく劣っているもの(短所)もある。
しかし自分を好きになってくれる人が必ずしも長所に惹かれるという確証もないから
好きな人を振り向かすことが難しいのではないだろうか。
しかし自分の長所を知らず、モテという戦いに出るのは剣を持たない戦士と同じだ。
本当にモテたいと意欲のある人はある程度外見から綺麗にしていく。
そこまでは自分から見ても第三者から見てもお洒落だ、かっこいい、かわいいなどと判断がつきやすい。
実際外見を変えることはさほど難しい話ではない、誰かのマネをして自分に合ったスタイルを見つけられるのだから。
そこに必要なのは変わる勇気だけである。
今日はその一歩先の相手の落とし方、
相手がどんなタイプの人なのかを見抜き対応する方法
恋愛の武器を少し紹介していく。
例えば初めて会った時に
自分で話題を提供しなくても自らこんなことがあった、こんなことに興味があると話してくる人に対して、無理矢理主導権を取りにいく必要はない。
その人のリズムで必要な時に相槌を打ち、時折話の内容に合った質問をしてあげるだけでその人は話し相手として自分をまず心地のいい人と勝手に判断してくれるのだ。
そう、ここでは話し相手というより聞き相手として興味のない話にも我慢して聞きに徹するのである。
しばらく話して満足した相手は自分のことを理解してくれた相手に対して今度は興味を示してくる。
ここでも自分のことを過大評価せずに、こんなことを言ったら食いついてくれるだろうと考えながら自分を徐々に出していく。
その中に相手にとって面白いこと、興味のあることがでてくればその後会話は聞きではなく、対等を意識して話していく。
これは恋愛をするにあたって必要な感覚だ。
恋愛をするのに男だから、女だから、歳の差があるからといってお互いに対等ではない関係にあるのは実につまらない関係である。
対等な会話ができるこそ、行ってみたい場所が提案できたり、何気ない会話が広がっていき、次のデートに繋がっていくのだ。
それでは逆のパターンではどうか考えてみる。
大人しくなかなか自分を出してこない相手には、自分が主導権を握って話やデートの進路を決めていく。
よくある話だが、このような相手には選択肢をいくつか与えてあげるのが有効だ。
自分でも相手でもなく、一緒に選んだという感覚を刻み込んでいくのである。
自分がこんな人間であると小出しに相手に伝えていくことで、相手が反応を示してくるタイミングを待つ。
恋愛は焦らず余裕を持って接することが重要だ。
いくら大人しい人でも一緒の時間を過ごしていれば笑顔になる瞬間がある。
その時には素直に多少クサくても相手の笑顔や声を褒めてあげることが肝心だ。
大人しい人は自分に自信がないタイプが多く、この人と一緒にいれば笑っていてもいいんだ、と
大袈裟に聞こえるかもしれないが、間違ってもマイナスに働くことはないのである。
逆に褒めてくれたことに関しては全力で喜びを表現するといい。
相手が喜んでいる姿を見て不満に思う人はいないし、
それに自分の行った行為で相手が喜ぶとそこに自分の存在意義のようなものを覚える傾向にあるからだ。
今回二つのタイプへ有効な武器を紹介してきた訳だが、
どちらにも共通して言えることは、相手を思いやり、自己中心ではない相手ファーストの接し方が大事ということである。
昨今筆者の周りでも自己中心的な話をしてしまいがちな人が多すぎると感じている。
もちろんその中でも成功している人はいるが、悩みを聞いてきた中でそのような人を苦手とする人は多く、誰でも効果の出せる相手ファーストな接し方をぜひこれを機に試してみて欲しい。