佐賀 宏史|和太鼓集団「和楽」メンバー紹介
和太鼓集団「和楽」の演者紹介。
和太鼓集団「和楽」の代表代行を務める、佐賀 宏史(さが ひろし)の自己紹介です。
生まれた年と出身地
1983年9月6日 万羽鶴の飛来する出水市に生まれました。
出身校
・私立出水聖母幼稚園
・出水市立出水小学校
・出水市立出水中学校
・鹿児島県立出水高等学校 普通科
学生時代はどのように過ごしていましたか
幼少期は、祖母に勧められ藤間流にて日本舞踊を習っていました。
また、夏場限定で地元の祇園祭にて祇園太鼓と出会い和太鼓やお祭りに魅了されるものの、家が柔道一家であったため柔道がメインで過ごしていました。
その為か、すくすくと育ち中学校の時には、108kgと立派な体格になり、誰しもが将来は柔道選手と思っていたものです。
が、しかし・・・
太鼓好きが功を奏して、小学校5年生の時にいずみ愛響太鼓の代表より声をかけられ入会。
この入会が人生の転機であったのかもしれません。柔道が生活のメインであったものの、年間通して太鼓が叩ける環境になり、方向が変わっていきます。
中学校2年の夏休み明け、108kgあった体重も3ヶ月で60kgまで減量(ただしこれは太鼓で痩せた訳ではなく、当時片思いだった女の子が痩せたら付き合ってくれると言ったので、頑張って痩せたが…付き合ってもらえなかった。)
そのお陰もあり、より一層人前に立つことが楽しくなっていきました。
現在の本業は何ですか?
医療法人公盡会 出水病院にて勤務しています。
太鼓はいつから始めましたか?
生まれた地域に祇園祭があり、2歳頃から始めました。
和楽に入団したきっかけは何ですか?
入会したのは・・・というよりも和楽を結成させていただきました。
前団体「いずみ愛響太鼓」がなくなり、やはり太鼓は叩いて生きたと思い、現代表 永井由美子、市森まみ(旧姓:山下)と共に2001年11月に結成しました。
太鼓の魅力は何ですか?
一言で言うと、私にとっては人生の万能薬です。
風邪をひいていても、悲しいことがあっても、本当に元気にしてくれます。人生の松葉杖みたいな存在であり、私の一部です。
また、和太鼓は舞台芸能としての歴史が浅く今もなお進化しています。創造の自由、表現の自由、創る楽しみ、それを表現する楽しみと幅広く楽しめると思っています。
和楽での活動を通して何を実現したいですか?
和太鼓の魅了や和楽の魅力をもっと多くの人に伝えていきたいです。
結成当時、地元には稽古場もあり、運搬車両もあり、必要な太鼓や打ち手が揃っている団体が私たち以外に2つありました。
自分たちは稽古場もなければ、車両もない、指導者もなく、あるのは唯一出水市から譲渡された太鼓がいくつかと数名の打手・・・
そこから18年・・・
みなさんのお陰により、稽古場、打ち手、太鼓、運搬車両と少しづつ少しづつ揃ってきました。
まだまだ環境整備に時間や費用が必要ですが、もう次の世代が育ってきています。その子らが自由に叩ける環境づくりはもちろんのこと、知識や人との繋がりを今よりも強くし・・・
出水市と言えば
鹿児島と言えば
和太鼓と言えば
和太鼓集団「和楽」
と言ってもらえるように日々精進して参ります。
最後になりましたが、日頃の御礼を申し上げるとともに、今後ともよろしくお願い申し上げます。