海上自衛隊航空部隊 部隊番号の私案
前書きという名の能書き
私が軍拡案を書いている時、艦載機部隊の勢力を拡大させる必要がある事に気付いたのだが、さて艦載機部隊はどれだろうかと調べた時、何が何だか分からなかったので、帝国海軍式に倣う部隊名の命名基準とすることを提案する。
ちなみに軍拡案はこちら
帝国海軍では、百の位にその部隊の運用する機種、十の位にその部隊の所属する鎮守府、一の位に何個目の部隊であるかを示す形とされており、これが非常に分かりやすい部隊名であった。
例えば、三四三海軍航空隊という部隊名であれば、百の位が三だから局地戦闘機で、十の位が四だから呉鎮守府所属であり、一の位が奇数番号だから常設航空隊だという事が分かる。
しかし現在の海上自衛隊の航空部隊の命名基準は明示されておらず、推測するしかないが恐らく、百の位と十の位が上級部隊名で、一の位が序数となっていると思われる。確かに部隊名との関連は分かりやすいもしれないが、装備する機体が何なのか分かりずらい上、何より帝国海軍との連続性が足りない。
ならば、帝国海軍式に海上自衛隊の航空部隊名称を変えてしまおうじゃ~ないか!
提案する命名基準
百の位(装備する航空機の機種)
一 電子戦航空隊 (旧:偵察機航空隊)
二 無人機航空隊 (旧:艦上戦闘機航空隊)
三 輸送機航空隊 (旧:局地戦闘機航空隊)
四 艦載哨戒ヘリ・救難ヘリ航空隊(旧:水上偵察機航空隊)
五 掃海ヘリ航空隊 (旧:艦上爆撃機航空隊)
六 艦載戦闘機航空隊 (旧:艦載戦闘機航空隊)
七 哨戒機航空隊 (旧:陸上攻撃機航空隊)
八 飛行艇航空隊 (旧:飛行艇航空隊)
九 無し (旧:海上護衛航空隊)
一〇 無し (旧:輸送機航空隊)
十の位(所属する飛行場が管区内となる鎮守府)※
〇・一 横須賀鎮守府
二・三 呉鎮守府
四・五 佐世保鎮守府
六・七 舞鶴鎮守府
八・九 大湊鎮守府
一の位
順に数え上げ
※ 十の位では「所属する飛行場が管区内となる鎮守府」として分類しているが、これはあくまでも区域内に含まれるというのみの話であり、鎮守府が直接飛行場を管理することを想定しているものではない
鎮守府と管区、地方隊と警備区の関係
本校で扱う語については、鎮守府が地方隊に相当し、鎮守府管区が地方隊警備区に相当する。
名称変更の理由は、認識性の向上のためである。
鎮守府管区と飛行場の関係
以下に、鎮守府管区に含まれる各飛行場を示す。
横須賀鎮守府
・下総飛行場(千葉)
・館山飛行場(千葉)
・厚木飛行場(神奈川)
・硫黄島飛行場(東京)
・南鳥島飛行場(東京)
呉鎮守府
・徳島飛行場(徳島)
・小松島飛行場(徳島)
・小月飛行場(山口)
・岩国飛行場(山口)
佐世保鎮守府
・大村飛行場(長崎)
・鹿屋飛行場(鹿児島)
・那覇飛行場(沖縄)
舞鶴鎮守府
・舞鶴飛行場(京都)
大湊鎮守府
・大湊飛行場(青森)
・八戸飛行場(青森)
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