WW2 史上最大の作戦を成功へ導いた女性

先にノルマンディー上陸大作戦について

https://natgeotv.jp/tv/lineup/prgmtop/index/prgm_cd/1431

Dデーのわずか3日前、モーリーン・フラビン(Maureen Flavin Sweeney)という名の21歳のアイルランド人女性は、日課の気圧計の測定値を熱心に記録し、すぐにダブリンに送った。(モーリン・フラビンはアイルランドの郵便局に勤務し、連合国側へ気象観測のデータを送ることも職務のひとつだった。彼女はそのデータの重要性を認識していた。)

このたった1つのデータがドワイト・D・アイゼンハワー将軍(General Dwight D. Eisenhower)に直接伝えられ、大惨事を回避する重要な決断につながるとは、彼女は知る由もなかった。アイゼンハワーは、モーリーン・フラビンの気象観測が示す嵐の到来に対応するため、Dデイを遅らせることを賢明にも選択した。