昔の銀板写真 幼児を撮影する方法
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この母親が黒子の写真は、ヴィクトリア朝時代(1837~1901年)に流行した写真のジャンル(子供だけを写すという写真ジャンル)である。このジャンルが生まれたのは、19世紀初頭の露光時間が数分に及ぶことが多く、子供が良い写真を撮るためにじっとしていることが難しかったからである。うまく撮影するために、母親〈時には父親や写真家のアシスタントも〉は毛布やマントの下に隠れて子どもをしっかりと抱きかかえ、フレーム内に収まった。
母親たちがフレーム内に身を隠すことに成功した度合いはさまざまだった。しかし、上の写真を見れば明らかなように、母親たちの輪郭ははっきりと見えている。
このジャンルの人気は、カメラの撮影速度が格段に速くなった1920年代には下火になった。