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Cybozu Days 2024速報レポート 【DAY2】

こんばんは!ジョイゾーの川岸です。
11月7日8日に開催されたCybozu Days 2024のDAY2速報noteを書いていこうと思います✍️
DAY1速報noteについては、以下のnoteからご覧ください👀


kintone hive<kintone AWARD ファイナリストによる事例講演>

毎年恒例のkintone AWARDは、今年でなんと10周年!🎊

AWARDに進むための予選であるkintone hiveは、今年は
登壇社数:37社
参加ユーザー数:2500名以上

とのこと!

毎年熱い戦いが繰り広げられていますが、6社8名のファイナリストによる事例発表が!

ファイナリストの紹介!

桜和設備 清水さん

ひょんなことからはじまる 夢物語

4年前は
「仕事のやり方は変えられない」「大先輩の教えは変えられない!」「変えようという発想が生まれない」
といった昭和のままだったそうです。
また、自分勝手にExcelをどんどん変えてしまうモンスターExcelシートが生み出されてしまい、属人化を加速させてしまっていました…

ある日モンスターExcelが壊れてkintoneに出会ったのが始まり。
「入口は一つ作戦!」により、すべてのアプリを連携させ紙とExcelでは想像できなかった世界が広がった!

入口は一つ作戦で昭和からの脱却!
""環境の変化とともに形を変えていけるのがkintone!""
そしてkintoneによって仲間と仕事で繋がる孤立化を解消していったという事例でした!

LILE THE STYLE 谷川さん

介護業界をkintoneで変えてみよう!

介護業界のDXの現状はなかなか厳しいですが、その中である日突然介護DX担当になったお二人。

DX担当になった当初は、
「8年間で管理者が6回変わる」「退職の嵐(半年間で8名退職)」「伸びない売り上げ(過去最低をマーク)」
といった組織がバラバラ・情報もないといった最悪の状況だった。

そこでkintoneに出会い、抵抗をなくしていくためにキックオフミーティングを実施したりとまずは"触ってもらう"ことに!が、なかなか人材事情もあり新しいチャレンジもできない…

少しずつ工夫を凝らして、「誰が何のために使うのか」を現場の方と一緒に考えて構築するようになった結果、8割の人は使えるように!
残りの2割は「徹底的に伴走」することにしたそうです。

徹底的に伴走したことにより、売り上げもup ⤴︎
そして74歳のスペシャリストも誕生!
kintoneが会社の風土を変えていった!という事例でした。

ワイドループ 川咲さん

僕とkintoneの最優記

基幹システムをkintoneに変えたお話!
システムを変えるにあたって、
過大評価される備考欄
・出荷されない予約品
・上書きされる過去

といった会社の不思議がたくさんあった。

そんな不思議が発生する基幹システムをkintoneに替えるときの壁は、"抵抗勢力"!
抵抗勢力をなくしていくために、「入出荷管理」「業務日報」「39ポイント」という3つのアプリで「kintoneは怖くない!」ということを広げていった。
その結果、抵抗勢力が徐々になくなり、最終的には68歳の最後の抵抗勢力であった社員も巻き込んで解消!

3つの不思議のうち「上書きされる過去」によって発生していた会計が合わない問題は完璧には合わなかったものの、何が原因で合わないのかが明確なため、手が打てるようになった!
本気を出せば、kintoneで基幹システムまで作れちゃう!という事例でした。

北斗型枠製作所 渡邉さん

人を巻き込みながらの業務改善 〜型にはまらず、型をつくる。〜

kintone導入前は、営業と製造の部署が一部連携しているのみで、総務・経理とは連携しておらず、最後に手間が残るという状況。
そこで社長から「システムを根本的に変えよう」というミッションが課せられた!

システムを替えるにあたって社内アンケートをとって、
「社員が若い」「全社員にiPadを支給」「みんな素直だよね!」
という自社の強みを活かしていく方向に。
チームワーク開発としては"ワイガヤ"、メンバーの選定では"各部署のキーマン 匠"を上手く活用!

"ワイガヤ"以外では、kintone AWARD2018でグランプリをとった矢内石油の矢内さんにも支援していただき、プロジェクトマップも作っていった。
そして職人気質の匠と呼ばれる人たちも巻き込み、「自分事化」「再定義」を一緒に行い、経理業務の流れも整理・業務改善も進んだ!

孤軍奮闘ではなく、人を巻き込んでアプリを作ること。
衆知を結集すれば人もアプリも繋がり業務改善が加速していった!
という事例でした。

日本エアコミューター 臼﨑さん・西上さん

今と未来、繋ぐ 〜結いの空〜

日本エアコミューターさん(以降JACさん)はJALグループ航空会社の1社で、飛行機も所有しているため安全に飛べるよう点検・修理する整備を日頃行っており、整備にはデスクワークの仕事もある。

「世界一のATR整備チームになる!」という目標はあるものの、実際は情報が紙やメールに分散が原因で、チームワーク不足の状態。
その結果、整備の工程会議がいつも大荒れしている。

「変わりたい!」と思ってもなかなか進めなかったが、管理部長が新しく就任したタイミング、そして変わりたいという想いと自分たちで変えられるkintoneがマッチした!

kintoneを使い始めると革新派・保守派の2つの派閥が発生するも、kintoneを少しずつ触ってもらい、「kintone=便利」とわかったことで工程会議が荒れなくなった!そして一気にみんなが動き出した。

「業務をシンプル化させる」
「標準機能でアプリを構築する」
といった2つにより、誰でも自分で楽な形に変えられる!
これにより、DXへの前向きな「繋ぐサイクル」が生まれていった。

そして強化されたチームワークを活かして、目標に向かって進化を続けていく!という事例でした。

成田デンタル 吉原さん

kintoneが支えるマネプロをみんなに活用してもらいたいんじゃ!

kintone導入前、
社長の交代による営業報告のプロセス変更から露呈した、グループウェアおよびマネージメント
・パッケージ版のサイボウズ Officeの開発・販売が終了してしまう

という2つの壁に当たっていました。

クラウド版のサイボウズOfficeの導入検討していたが、ユーザー数上限で壁に当たり、kintoneへの移行も考えるがコスト面が課題に。
そこでkintoneのコスト面に対して、フォーマットを全社統一・クラウド保存という付加価値をつけて提案!

またそれに合わせて、
「全社営業マネジメント統一プロジェクト」
と名付けてマネジメントの質を向上させることを目標にし、目指す方向が決まったので、スモールスタートで試していく。

その後、2023年12月にkintoneへお引っ越したことでインフラ化し、

現場との会話/+αの付加価値/実装面の共有という"共感を得るしくみづくり"
使用デバイス/導線の明確化/入力の手間軽減/データの自分ごと化という"人を動かすしかけ"

が実装され、kintoneというツールを使って笑顔創造につながっていった!という事例でした。

栄えあるグランプリに輝いたのは…!?

約2時間に及ぶ6社8名のファイナリストたちの事例発表が終了しました。
昨年のグランプリの株式会社モリビ 植田さんによるグランプリ発表!

栄えあるグランプリに輝いたのは…

株式会社ワイドループ 川咲さん です! おめでとうございます🎊

どの事例発表も観覧している方に刺さった活用だったのではないでしょうか?
ファイナリストの皆様、お疲れ様でした!!✨

Closing Keynote <2日間のCybozu Days 総集編>

サイボウズ 代表取締役社長 青野さん含め、2日間のCybozu Daysを総まとめです!

[DAY1]Product Keynoteについて

[DAY1]サイボウズ社内の生成AI利用ルールってどうなってる?

[DAY1]kintone show+case unlimited

[DAY2]kintone hive<kintone AWARD ファイナリストによる事例講演>

[DAY2]カスタマーサポートが語る!意外と知らないkintone応用活用術

アンケート上位2ブースの紹介

おわりに

1年に1度の大イベント「Cybozu Days」、今年もあっという間に2日間が終了しました。

速報noteを書き始めて4年になりましたが、速報noteにはまだまだ書ききれないほどの2日間のボリュームでした。
毎年新たな学びを吸収して、いろんな方と出会えるのが本当に楽しいです。
ぜひ皆さんもアウトプットをして、学びをさらに深めていただければと思います。
お会いした皆様、ありがとうございました!

そして、明日はkintone Café JAPAN 2024が開催されます。
交流の場として開催される大型イベントですので、そちらも合わせて楽しんでください!

ジョイゾーブースにお越しいただいた皆様、ありがとうございました!
また来年お会いしましょう!!

皆様、ありがとうございました!

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