成長につながる、コミュニティとツールの関係性
本日訪れたのは、ジョイゾーの公式noteメディアチームのジョイゾー編集部員 T。今回は、前回の「コミュニティ」の話につながる「コミュニティとツール」についてのお話です。全国各地を巡る琴絵さんが、各地で何をみてきて、どんなことを取り入れているのか?コミュニティやイベントを「運営目線で見る」とは、どういうことなのか。今回もじっくりお話を伺いました。
成長につながる「運営目線」でみるイベント
--ワーケーションや各地で行われるイベントの登壇など、全国を駆けまわる琴絵さんですが、どのような視点で参加しているのでしょうか。
仕事でもプライベートでもイベントに参加することが多いので「運営目線」で見ていることが多いかもしれません。「参加者の満足度がどこにあるのかな?」とか。主に「イベントの趣旨」とか「集まっている人たちの属性」とか見ていることが多いかも。
あと最近思ったことは、私も「946BANYA(くしろばんや)」などでイベント慣れしてきているところもあって、「釧路でやるイベントって意外とレベルが高いんじゃないかな?」って思うときもあります。ときには「やり過ぎかな?」と思うほど(笑)。
--どのあたりが「やり過ぎ」なんでしょうか?
「やり過ぎ」というか、「自然とやれている」なのかもしれません。釧路って「イベントが多いまち」だと思っていて、そうしたイベントに慣れている人たちとつながっていることに「恵まれているな」と感じます。
実際に、前回のCLS道東のときも運営メンバーだけではなく、たくさんのスタッフに参加してもらいました。そのなかでも、コミュニケーションをとりながら作業を進めて行くうえで「kintone」や「Slack」などを取り入れました。とくに今回導入した「Notion」は大活躍しました。
そうしたツールを使うことで「距離が離れていてもスムーズに運営を行うことができた」というところ。当たり前のようで意外と「やり過ぎなのでは?」と今になって思ってきました(笑)。
相性のいい、コミュニティとツール
--イベントを通してツールを使う練習にもなりそうです。ちなみにコミュニティとツールって、相性の良し悪しもありそうですね。
あるかもしれませんね。実際にはプロジェクトマネジメントの要素もあると思いますし、ツールを使っていくうちにコミュニケーションが捗るようにも思います。
とくにイベントのときは受付管理や懇親会の設定など、ほとんどのデータ管理をしています。メール返信を自動返信にしたり、領収書もPDFで発行したり。運営に関わるみんなの経験値と、そうしたツールのチカラも大きいですね。
--各地でイベントに参加している方とそうしたツールの話もされるのでしょうか?
はい。やっぱりどのようにイベントを運営しているのか気になるので「バックオフィス的なところとか、どんな風に回しているのかな?」ってやっぱり気になって聞いちゃいますよね。
今回は、私も参加している北海道の経済コミュニティ「えぞ財団」のスタイルを参考にして、はじめてメンバー内で「Notion」を取り入れてみました。タスクのチェックなど便利で使ってみて良かったなと感じています。
各地へのイベント参加が自信につながる
--琴絵さんが様々なコミュニティに参加して、見たり聞いたりしたことを自分のコミュニティに活かしていく。それが自身のコミュニティや地域のアップデート、人材の育成につながっているようにも感じます。
そうですね、結果的にそうなっているのかもしれません。最近だと、田中元子さんが登壇しているイベントに参加しました。そこで、1Fが賑わうことでまちづくりにつながる「グランドレベル」の話をしていて、自信を持って自分がやっていることを話していたんです。
私はまだ自信を持ててない感じもあるんですが「同じことをやっているな」って感じて、946BANYAでやっていることが上手くいっているように感じました。そうしたイベントに参加することで、良い意味で比較できたりするんですよね。それが私にとってメリットだし、自信になる。
イベントに参加することについては、自分たちが呼びたい人たちを呼んで関係性を築けるようになると、得られる刺激も大きくなると思います。認知してもらうことって大事だなって思っています。なので、外に出ることは認知活動かなと。一回じゃ覚えてもらえないし、何回も外に出て知ってもらうことを意識していますね。
理想のコミュニティと循環する認知活動
--理想のコミュニティ像とかありますか?
仕事をしてたら「何かやりたい」っていう人たちが集まってきて、しゃべりながら対応して...スナックみたいな感じかな(笑)。それを私だけじゃなく、いろんな人たちができる状態というのが理想なのかなと思います。
今、「スナックジョイゾー」や「946BANYA」については、実践の場になっているのかなと思っています。会社のメンバーは参加したコミュニティのつながりや運営経験をもとに、「スナックジョイゾー」をアップデートしているし、「946BANYA」は釧路の地域の人の「やりたいを実現する場」として活用してもらえている。
それぞれが成長していくためには、社員も釧路の地域の人も、みんなのチャレンジが必要。たくさんの挑戦がどちらの場も栄養源になっているので、順調に成長していっていると思います。
--スナックのママが理想なスタイルとは、琴絵さんらしいです(笑)。
あと、最近「四宮さんのまわりに面白くて、やる気のある人たちが集まっているから、そこにまた人が集まっていく。そうしたつながりで吸い寄せられている人も多いのでは?」とか。「なんかあったら相談しやすい空気とか、そうした場に946BANYAはなっているんじゃないか?」って言われて嬉しかったですね。
私の場合は、「居てくれるだけで良いので」って言われていろいろ参加するんですが、結果的に私が動いちゃうパターンが多いんですけどね(笑)。
--そこが琴絵さんの人柄なんでしょうね。そうした気を察知して周りも動いていく感じなのかもしれません。本当に「ただ居るだけ」だったら発火しないですよね。
そこはすごくありますね。やるなら楽しいほうが良いし、居るなら何か良くしていきたい。私はいつも複数のことを同時に考えているんですけど、ジョイゾーのことや事業づくり、組織づくりとか。
そうしたことは、コミュニティでもつながっていて。釧路のことでいうと、「デザインコードで稼がないといけない」と思っていたりします。「釧路のことは釧路でお金をうまないとな」って。
一方でお金のことじゃないところで、頼って来てくれる人たちがたくさんいる状況をつくっておくことで結果、自分に戻ってきているようにしたい。
どこか遠くへ行くことで釧路にも来てくれる。自分も動いていかないと認知してくれないし、そうした相互関係って大切ですよね。
あとは、運営メンバーやスタッフの人たちと一緒に経験したいなって思いますね。一緒に各地を見て、「あれ釧路でもできそうですね」とか。若い世代の子たちとも、そういうところでつながって一緒にやっていけたらと思いますね。
琴絵のオープン1on1、第2話配信しました!
ジョイゾーメンバーとの1on1をラジオ化!
ジョイゾーでは定期的に社内のメンバーと1on1を行っています。 ジョイゾーの雰囲気や考え方、コミュニケーションをもっと知ってもらうためには、この1on1を見ていただくのが一番!という思いから、「オープン1on1」をスタートさせました。
今回はコミュニティ活動から派生して、自分の違和感や感覚を言語化することについて話しています。
是非ジョイゾーの1on1を覗いていってください!
ジョイゾーは、エンジニアリングで新しい波を広げます
ジョイゾーは、サイボウズ社の「kintone」(キントーン)を専門に、コンサルティングやシステム開発を行うSIerです。すべての人生を楽しくするために、SIerとしてエンジニアリングの可能性を追求しています。