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山形ワーケーション3日目 2024.11.20
3日目担当の藤原です。
1日目と2日目のワーケーションについては、下記リンクよりご覧ください!
<1日目>
<2日目>
ふる里ふれあい村楯山荘について
3日目のフィールドワークに入る前に、2日目の夜に懇親会をし、宿泊もしたふる里ふれあい村楯山荘についてご紹介します。
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実は、この楯山荘はもともと小学校だった建物なのです。
「ここに誰もが集える“ふる里“にできないだろうか?」そんな思いに共感した村の有志が立ち上がり、平成元年、郷愁を感じさせる木造校舎のぬくもりをそのままに宿泊施設「ふる里ふれあい村 楯山荘」として生まれ変わりました。
そのため、中に入るとどこか懐かしい雰囲気を感じることができます。
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ここは図書室で、左側にはたくさんの本が並んでいました。
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トレッキングや、昆虫採集などたくさんの自然体験もできるそうです!
3日目のフィールドワーク
とうとう山形ワーケーションの最終日となりました。
3日目の行程はこちらです。
・しな織体験 @関川しな織センター
・お仕事タイム @ふれあいセンター
・昼食 @鮨処 朝日屋
・鶴岡市立加茂水族館
・振り返りワークショップ @渚の交番 カモンマーレ
しな織体験
関川しな織の拠点施設である関川しな織センターで、しな織のコースター作り体験をしてきました。
まず体験の前に、しな織の歴史やできるまでの工程について教えていただきました。
しな織とは、シナノキの皮の繊維を糸にして織る織物で、縄文時代から使われていた日本で最も古い織物だと言われています。また、「羽越しな布」として、山形県の伝統的工芸品に指定されています。
水に強く頑丈なため、昔は農作業着や米袋などとして使われていました。現在では、帽子やバッグ、小物入れなどとして愛され続けています。バッグは少し固い触り心地なのですが、帽子はとても柔らかい手触りで、柔軟に質感を変えられるのも面白いなと感じました。
そんなしな織は、できるまでに長い時間と手間がかかります。今回は、コースターを作りましたが、その「織る」までに21もの工程があります。
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毎年10月に開催される関川しな織まつりでは、普段見ることができない糸づくりをしているところを見ることができたり、つくり手の方にお話を聞くことができるそうです!
しな織について学んだ後は、コースター作りです。
機織り機を見たことはあっても使うのは初めてだったので、使い方も学ぶことができて楽しかったです。つくり手の方でも、早く織ることは難しいそうで、1回1回丁寧に織っているというお話を聞きました。私も、気を抜くと形が歪になってしまうため、集中して織っていきました。
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織ったコースターは後日郵送していただきました。届いてからは、毎日使って愛用しています!
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ふれあいセンターでお仕事タイム
昼食前に、鶴岡市温海ふれあいセンターの一室をお借りして、お仕事タイムに入りました。
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ふれあいセンターには、かわいい段ボールのお家や図書館もあり、小さなお子さんが遊べる場所もありました。
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新鮮な地魚を使った弁天ちらし
お昼は、鮨処 朝日屋で弁天ちらしをいただきました。
すぐ近くにある鼠ヶ関港で取れた新鮮で美味しいお魚がたくさん乗っていて、お腹いっぱいになりました!
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1日目に行けなかった山形県と新潟県の県境で📸
世界一のクラゲ水族館
最後のアクティビティでは、加茂水族館に行きました。
なぜ、世界一のクラゲ水族館なのかというと、なんと、60種類以上のクラゲが展示されているからです!
クラゲにこんなにも種類がいることに驚きましたが、それぞれ形や毒の有無の違いがあったり、さらに、発光するクラゲもいてとても面白かったです。
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クラゲには脳も心臓もないということを教えていただきましたが、こんなにも種類を増やし、生き延び続けてきたことに対して「なぜ???」がいくつも浮かんできました。
水族館を進んでいくと、クラゲ100の質問コーナーがあり、そこで私のたくさんの「なぜ?」を解消してくれました。
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振り返りワークショップ
山形ワーケーションの締めとして、カモンマーレにあるレンタルスペース・夕陽てらすをお借りして、振り返りを行いました。
ここでは、3日間で感じたことや印象深かったこと、ネクストアクションなどを書き出し、一人一人発表をしました。皆さんの振り返りの内容に共感したり、自分では気づけなかった視点や考え方の共有もあり、充実した振り返りの時間になりました。
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最後に、夕陽てらすという名前通り、窓から綺麗な夕陽を眺めながら、3日間のことを振り返ることができて、とてもいい締めくくりになりました。
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山形ワーケーションを終えて
今回の山形ワーケーションは、観光として楽しむだけでなく、アクティビティごとに地域の背景や伝統に触れ、そこにある課題や挑戦を知る機会もありました。
それらを通して、山形の歴史、食、文化、人など、さまざまな魅力に触れることができ、"またここに来たい"、"また会いにきたい"と感じました。普段の観光では味わえない深い学びが得られたのは、今回のワーケーションならではの貴重な体験だったと感じています。
今回のワーケーションをきっかけに、弊社が開催しているイベントに参加したいと言ってくださる方がいたり、逆に山形でkintoneのイベントを企画しようという話も生まれました。地域と企業がつながる、そんな新しい可能性を感じられたのも、今回のワーケーションの大きな収穫でした。
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