【NEW ERA】同じモデルなのに…日本と海外で異なる販売事情

2024年最終日であるが、新年になるとNEW ERAからいくつかのモデルが販売される。
これは毎年恒例になっている状態で、来年2025年も複数のモデルが発売予定である。

今回、というか最近はあまり自分に刺さるモデルが販売されずであるのだが……。その中でも目を惹いた以下のモデルを裏話と共にご紹介したい。

All-Star Game Side Patch

グレー、またはネイビーがかったブラックをベースにオールスターゲームのサイドパッチが入ったモデル。

上記の「ニューヨーク・メッツ」他、「シアトル・マリナーズ」、「ニューヨーク・ヤンキース」、「ロサンゼルス・ドジャース」の全4球団がラインナップ。

まず上記のモデルを見て思った感想だが、日本市場の将来性を感じるモデルだな、と感じた。

過去、私のNoteでは散々各球団の別注(色違いや特殊なパッチが入った)モデルをご紹介してきた。

しかしそれらは殆どが海外限定のモデルであり、今までの日本市場では実際の試合で着用されるモデル(オーセンティックモデル)がメインを占めていた印象であった。
少しだけ色違いモデルはあれど、サイドパッチやブリム(つば)の色を変更、などの細かいカスタマイズは少なかったと思う。

去年~今年に入って、そのような「別注」と呼べるような様々なカスタマイズのキャップが出てきたな、という印象があり、これからの日本市場に期待できると感じた。

しかし一方で、懸念事項もある。

上記でご紹介した「All-Star Game Side Patch」シリーズだが、米国でのNEW ERAでも販売される。
※米国では「Just Caps Graphite Maroon」というシリーズ名

上記2つのキャップを見ていただくと分かるが、同じシリーズではあるものの、日本では販売されない「タンパベイ・レイズ」、「ヒューストン・アストロズ」のモデルが存在している。

日本で販売される際に、なぜこれらの球団を省いたのだろうか。
様々な事情は絡むのであろうが、おそらくは先に挙げた4球団以外の売れ行きが芳しくない、というのが第一であろう。

メッツを含め、日本で販売される球団は日本人にとってもなじみ深いチームしか出ないことが多い。
特に新作が発表されても、先の4球団ばかりがフィーチャリングされている(今回の新作もご多忙に漏れず、の格好)。

アストロズやレイズが日本人にとって未知の球団であるか、といわれるとそうでもない気はするのだが……。

特にアストロズに至ってはフロント部分のロゴはなかなかお目にかからないデザイン。
こちらは調べてみると、1965年~1974年まで「ユニフォーム」に使用されていたロゴであり、キャップに使われるのはレアケース。

画像は「SportsLogos.Net」より
https://www.sportslogos.net/logos/view/4aol8vndl5r2szhsibci/Houston_Astros/1965/Jersey_Logo

このモデルが日本でも発売されていれば……と惜しい気持ちになってしまう。

職業野球、特にMLBの人気とNEW ERAの業績は一蓮托生のようなところがあると感じている。

今年2024年はドジャース人気が一気に上がったシーズンであったが、これを皮切りに日本でもMLBがさらに定着し、ご紹介したような多くの球団のカスタマイズキャップが販売されると良いな、と感じている。

最後までご覧いただきありがとうございました。
貴方に良いことがありますように。

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