事実と感情を分ける
世の中には、良い話や感動する話がたくさんあって、私自身もそんな話を積極的に聞きに行ったり、依頼を受ければ自分でも、人前で話す事が多々ありました。そんな私が「人の振り見て我が振り直せ!」と猛省したのが、今回の兵庫県知事選挙です。
事件そのものに触れるつもりはありません。犯人捜しや正解不正解等は、いづれ明らかになると思います。それよりも一連の動画の中で、事実から深く切り込み成果を出して来た斎藤前知事と、他のフワフワとした感情論、べき論、推測と事実と希望が混じった発言に、歴然とした実力の差が明らかで、同時に、自分もやっていなかったか?!と冷や汗をかいたのです。
※西順一郎先生に学んだ一つにSTLoWSの法則があり、いの一番にS(Scientific)=科学的思考がありました。いつ誰がやっても同じ結果になるのが科学です。とシンプルにお伝え頂きました。おかげさまで会社も67年目に入れていますので成果はあったと思いますが、もっとできたのではないか?!と自分の甘さを顧みた兵庫県知事選になっています。
今、喜心 ※JOYSHiPというウエルネスオンラインの取り組みから、互いが心と体の健康を支え合おう!、そんな人たちの集う船であれ!、と、ノアの箱舟から未来の船をイメージして、会社を代表して妻と進めていますが、ついつい一所懸命のあまり、感情と事実がごっちゃになってしまいがちな心も、随分経験して来ました。
今回の兵庫県知事の事件を、※”我が行いにせずば甲斐なし” という氣もちで、これからも取組んでいこうと思います。兵庫県の皆さま、今回の知事選に心を寄せる皆さまをはじめ、関わり合って頂いているご縁の方々に、心より感謝申し上げます。
※いにしへの道を聞きても唱へても わが行いに せずばかひなし
⇒昔の賢者の立派な教えや学問は、まず口に唱え、何よりも実践、実行することが要である。(島津忠良公「日新公いろは歌」より)
※JOYSHiP(ジョイシップ)ウエルネスオンライン