自衛隊70周年記念観閲式
トランプ大統領が45代からの再選で、見事に第47代大統領に返り咲きました。おめでとうございます。そして、故 安倍首相の再選を思い出しています。改めてご冥福をお祈りいたします。2度目の政権では一層大きな、肯定的変化が期待できると歓迎しています。
さて、今日は観閲式でした。前回は安倍首相の言葉に感動しながら聞いていましたが、今回は違いました。自分なりに何が違うのだろう、、と考え、感じながら得た答えの一つは、「利他の心」の違いかも知れないということでした。
今まで関わってきた隊員たちへの感謝と、その上で自分たちの政治家としての務めを果たすために尽力する。といった安倍首相の立ち位置に感動した事を覚えています。
今回は、過去をなぞりながら感謝を伝えるまでの定型句に続き、自分の宣伝か、と思ってしまう様な、バイデン大統領の時は、、、トランプ大統領とも電話した、、等の話は、選挙前ならいざ知らず、第47代トランプ大統領が決まったのだから、一国の現首相が前の方に触れる必要はないように感じました。私感です。
最後がまた共感できませんでした。様々な世界情勢の変化の中、自衛隊に期待する。要望する。という言葉に違和感がありました。良い意味での発言とは理解できましたが、それはご自身に向けて言って欲しかった。政治の混迷が自衛隊の足を引っ張っている面も大きいと考えているからです。
「相手の立場から語りかけている」事と、「相手に向けて言っている」事の違いが、これほどまでに伝わるエネルギーの差になるのだと、痛感しました。同じ言葉でも刺さり方が段違い。これは、人種や言葉の壁を超えて伝わるものだと実感しています。トランプ大統領に対峙できる政治家を期待し、要望します。(^^ゞ
地理的にも日本の立場を伝えて、ロシアとアメリカとの間をバランスさせながら取り持った方々が作り上げた外交関係を、ピターッっとバイデン氏にのみ張り付いて、一方的にロシアを非難し続けた岸田首相、似た傾向の石破首相。ここまで落ちたなら、自律反発の力にも期待して、失われた30年を終わらせるきっかけとしたい甲辰年です。