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陰陽五行・西洋東洋・ヴァーチューズ

 もしかしたら、宗教家の方々には失礼にあたるかも知れないのですが、私の中では、共通する何か偉大なモノ、Something Great が存在していて、そこに向う入り口に西門と東門があって、それぞれに導いてくれる神さまがいる。そう感じているんです。

そこで JOYSHiP では、西洋医学の医師・東洋医学の専門家が一体となったコミュニティを用意して、相互に理解し合い、既得の立場、知識に始終せず真摯に本質を追求しながら、日々アップデイトを続けている先生方にお願いしているわけなんです。

私たちが国際認定講師として担当している、カナダ発※「ヴァーチューズ・プロジェクト」も、宗教の枠を超えた内なる美徳に着目して、それは全ての人の中にあることを信じてコミュニケーションする学問ですから、西洋と東洋は、互いに尊重し合う違いでしかありません。

 ちなみに私は時宗の家に生まれ、真言宗の師に学んでいる仏教徒ですが、ルーテル教会で、時折※ヒルソング(hillsong)を、クリスチャンたちと一緒に演奏しています。演奏前後には祈ります。牧師の美しい言葉に感動します。利他の心で郷に入れば郷に従い楽しんでいます。

 そしてこれらの活動に、ビジネス・プライベートといった垣根はありません。生きる活動、「生きる」があるのみと解釈しています。遊働一致(ゆうどういっち)我々は天照大御神(あまてらす)と共にあります。

そういえば、佐世保でインド洋から帰還したばかりのイージス艦を見学させて頂いた事があります。艦内には、仏教、キリスト教、イスラム教等、いくつかの祭壇がありました。目的を同じくする同志を互いに尊重し合う自衛隊の姿勢に感動したことが鮮明によみがえります。

「我々も最後は神頼みです!」艦長の言葉は重く、トコトンやりきった後の、手放して委ねる心、覚悟がにじみ出ていて、涙が滲む経験でした。それらの感動体験を、西洋東洋に橋を架けられるような、自分の考動にしたいという思いも JOYSHiP に溶け込んでいます。

※52の美徳と5つの戦略に基づく教育プログラム。Virtueは「徳」「美徳」。1994年、国際家族年に「あらゆる文化の家族のためのグローバルなモデルプログラム」として国連事務局から推薦され、100か国以上の国々で草の根運動となり、あらゆるコミュニケーションの場を豊かにする力となっています。

※オーストラリアが拠点の、ペンテコステ派 ヒルソング教会(Hillsong Church)は、現代キリスト教賛美の作詞・作曲で世界的に知られるそうです。現代の楽器で表現される新しい賛美歌と感じています。神さまへの愛が溢れる音楽である事に変わりはないと思います。



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