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亡き人を想う

窓を開けて
朝焼けを見た
赤と青のコントラストが
とても綺麗だった

鳥たちが鳴き
街が目覚める

ほんの少し手前の時間
少しのゆとり
贅沢な時間

電子機器の音を消し
自然の声と音を聴く

あぁ…私はまだ大丈夫だ…
ふと…そんなことを思う

今日は義父の命日
朝焼けが綺麗だと
雨になると聴く

「朝焼けは雨、夕焼けは晴れ」

きっと西からお天気は下り坂

今日…義父の墓前に行かれない
私達家族への涙雨だろうか…?

一家で風邪をひき…身動きが取れない
私には義父からの『身体を休めなさい』
そんな便りにも思える

そして…友が言ってくれた
離れていても祈りは届くと…

そして再び思い出す…

『この世の人が故人の事を思い出す時
 天国のようなところで
     故人のもとに花が降りそそぐ』

という…何かの教え

義父のもとに『花が降りそそぎますように』

そして、今日の雨
枯れた大地に花は咲かないように

雨が降れば草木も花も
土にしっかりと根をはり
いつか大きな花を咲かせる

そして

雨のあとには虹🌈が出る
その虹🌈は橋となる
あちらとこちらを結ぶ
虹の架け橋だ

いつの日もいつの日も
多くの人に花が降りそそぐ

優しい世界でありますように

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