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好きなこと、楽しんでいいんだ。

これからの生き方に悩んでいたときに、
出会った一冊の本「冒険の書」

現状に違和感を持つ人、悩んでいる人には
ぜひ読んで欲しい。

私は冒険の書を読んで、
自分がいかに常識にとらわれているか、
周りの目を気にして評価に脅え、
無意識に自分を押さえてるのか実感した。

そして、もっと自分の人生を自分で思考し
自分の責任で進む必要性を感じた。

周りと同じ選択をしないことは
まだちょっと怖いけど、
私は、自分の道を歩こうと思う。

私を縛る自分の想い

私は、こんな想いを持って毎日もがいていた。

・幸せになるためにはお金を稼ぐ能力をはやく
身につけなければいけない。
・将来の為に今は遊んでる場合じゃない。
・親や将来の家族を幸せにしたい
(お金が必要)

将来の幸せのために今は苦しんで
将来の役にたつことをするべきだ。

実際に、高校時代は勉強するためにやりたいと
思ったバトントワリング部に入らず、
大学もせっかく入ったからという思いで
就職に役に立ちそうな学内のイベントやNPOインターン、部活、ビジネスコミュニティ、サークル代表の活動に取り組んだ。

そんな中、やる気が出ない、休みたい、だるいと感じることもあった。
でも、将来のためにやらなきゃいけない。
今動けないのは甘えだ。動かなければ。

役に立つことって言ってるけど、成長感じず、
なにかに追われて不安ストレスの日々。

そして、
本当にやりたいことが分からなくなった。
いや、考えなくなった。

このままでいいのか??と思うようになったきっかけは、ビジネスコミュニティという組織のなかで周りからの圧を感じながら、自分の意思ではなく人からの指示で動かされている感覚への違和感を感じたこと。

やりたいはずなのに、何故か100%が出せない。
頑張れない自分がしんどい。

これから就活も始まるし色々どうしていこうか??この先いつまで今を犠牲に、将来に備えて頑張ればいいのか?いつのために頑張っているのか?


そんな疑問を抱いていたとき、
たまたまこの本に出逢い、
社会の常識に自分が縛られていることに気づいた。

特に響いた4つの言葉を紹介しながら
感じたことを述べていく。


私の制限を解いてくれた
4つのこと

1.仕事と遊び、学びと遊びが
区別された。

社会の工業化が進むと、人々は労働者として雇われ、「お金を貰うためにあくせく働くこと」だけを仕事とした。ここで仕事と遊びが分けられた。

そして、100年位前から学校ができて子供が勉強することに。ここでは真面目な勉強だけでは疲れるからと、休み時間をつくった。

休み時間だけは遊んでいいとされ、
「遊ぶときは勉強から解放される」という想いが根付いた。

また、1の文で述べられてる「遊び」とは、
「受け身の遊びではなく、新しい学びや発見などをする為の本質的な活動のこと。」

冒険の書

やりたいから追及する能動的な遊び。
この感覚、忘れていた。

遊びながら学び仕事をする感覚なんてなかった。

こんな感じだよなあ



私は好奇心が強いから、昔からただ知りたいと思って本を読んだり学んだりしていた。
しかし、周りの友達や両親から「意識高いなあ、もっと遊べばいいのに、休めばいいのに」など言われるたびに、ああ自分は役に立つことを勉強しているんだ。これは遊びじゃないんだと認識するようになっていた。

そうするうちに自分がやりたいと思って始めたことも、私は今自分の将来の幸せのために遊ぶのを我慢して、有効なことに時間とお金を使ってるんだ。しんどい思いして今頑張っているんだと感じるようになってしまった。


でも、
私はただ、学びたかった。
新しいことを知って、できることが増える感覚が楽しかっただけだったはずなのに。

2.能力主義

これがまた私たちの可能性を狭めていた。

能力を高めることがお金につながり、
幸せになる唯一の道という教えにすがっている。


「優秀な能力持っている人は高い給料を貰うことができ、そうでない人は給料低くて当然」
「能力があれば世を渡っていける」
と能力の信仰するように。

だから人々はみな自分の商品価値を上げるために
能力を高めなければいけないと思い努力しないと
幸せになれないと思うようになった。
そして能力を高める努力してない人を責める。

自分より能力上の人をうらやましく思い、
下の人をさげすみ、自分と同列の人たちに
抜け駆けは許さないとプレッシャーをかけあう。
いつも誰かの評価にびくびくした社会。

多くの人が、人生の全てに生産性や効率を求める考えにとらわれ、お金を稼ぎ続けるために面白くもない仕事をして、人生の大半を過ごし将来に不安を感じながら生きている。

私自身大学2年間、時間のすべてに生産性や効率性求める考えにとらわれてたから、苦しんでたんだなあと実感する。まだ社会に出てもないのに。

自分で何がいいのかは考えたほうがいい。
いい大学入り大企業に行き、良いお給料を
もらうことが幸せって言われるけど、
それは本当に自分にとって幸せなのか?

能力を高めなければ人として落ちぶれるというのは社会の考え。世の中の基準についてこれなかったら落ちぶれるよーって押付け。
それに対して不満や疑問を持つ人もいるが、
現状を変えようとはしない。
だってみんなこの道を通って生きてるから。

能力ってただの結果論。
行動して、いい結果が出たら能力が高いと言われる。実体のないもの。

周りから能力あると判断されるために努力してするのではなく、好奇心のままに学んで
気づいたらレベルアップしてる人だっている。
分かりやすいのはアーティストとか!

これを読んで、そんな風に生きれたらめっちゃいいやんってときめいた。

周りからの評価のためだけに凄そう、役に立ちそうなことするのはやめようって思った。

3.人生は誰が何と言おうと、
自分で決めるべきだ。

自分の頭で考え抜いて、自分で決めていれば、
どんな困難があろうとも誰かのせいにすることなく、自分で乗り越えていくことができる。

冒険の書

この文を読んで、ああ、、
自分は自分で決めるのが怖かったんだ
自分の選択で失敗したくなかったんだ、
と実感した。

能力を高めていい企業に入れば幸せだという
当たり前を疑わず、誰かが作ったその道を無難に歩こうとしてたいた。その方が楽だから。

社会のレールに乗っていれば不満があったら、
こんな苦しいのは社会のせいだーとか言って
憂さ晴らしできるけど、
自分で選んで失敗したら自分を責めるしかない。
周りからもだからこうしとけばよかったのにとか言われそうやし。

Dってなかなか選べない。

4.遊びながら生きた証、
地球が良くなる遺産を残す。

「われわれが死ぬまでにはこの世を少しなりとも善くして死にたいではありませんか。何かひとつ事業をなしとげて、できるならばわれわれの生まれた時よりもこの国を少しなりとも良くして逝きたいではありませんか」
(内村鑑三、後世への最大遺物)

私も好きをもとに学んで遊んで創造し続け
世の中を、地球を少しでも良くしたいと思う。

これからの私の指針

・好きを基準に行動を選び、
好きだからやっていることを忘れない。

今までは役に立つか、効率が軸だったが
それでは100%出せてないから一回好きに全力になってみる。
また、今までみたいに「役に立つこと」を基準にしちゃうと自分は頑張ってるんだ偉いだろと思っちゃうから。ただ好きでやってることを忘れないで。

・周りと違うことを恐れない。
自分で全力で思考して決める。

やっぱり周りと違うことをするのは、
前例が少ない分少しこわいし、大変かもしれない。けど、その方が満足できるなら、力発揮できるならそれを選択する責任を持てるようになる。
私は私!!私の道を歩く!!

・人を自分の基準で勝手に評価しない
自分が能力主義で人を評価するから、自分もそう思われるかもって思って行動できなくなる。
だから私は人を無意識に評価するのをやめる。
事実だけを見れるようになる。

そして、今興味あるのはやっぱりビジネス。
私をワクワクさせてくれる商品やサービスが私の元まで届く過程、その仕組みや工夫を知りたい。
これを学べば学ぶほど様々な視点でモノを見れるようになり、もっと日常の中で発見ができて面白くなりそうな気がする!!

なので、それを実感するために
自分で事業を始めます。

私は遊びつつ、後世に少しでもいいものを残せるように事業をやることにします。


締め方雑かも知れないけど、行動指針もできたし
自分の中ではスッキリしててわくわくしてる。
波にのまれず思考し続けて頑張っていくぞ!!

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