中間地点
自殺か
死んだように凡庸にゆっくり死んでいくか
人生をグチャグチャに破壊しながら楽しく生きるか
それぞれ失うもの
自殺…生命
死んだような毎日ルート…意志
人生グチャグチャルート…お金と親族からの信頼
中間地点に居るので、振り返り
土地
新幹線に乗っている
青い海と低い街並み
地震が来て津波が来たらいずれ瓦礫の街並みになって、だんだん更地の街並みになるのを東日本大震災で見た
この土地もいずれそうなる
小学1年生の時の不気味な横揺れを思い出す
大地自身がもっと大きな何かに揺らされているような、気味の悪くて長い揺れだった 2〜3分弱 一方その頃東北では というのがこんどは自分の故郷になると思うと なにを言ったらいいんだろうな 何て言ったら
故郷がなくなってしまうことはとても辛い
帰る場所がなくなるからだ
東京は私の家だけど、私のふるさとじゃない
東京にいる時の自分と静岡にいる時の自分は繋がっていながらまるで別人のようだ。
新幹線に乗る度センチメンタルになるのはどちらでもなくなり、どちらでもあるから
両親
父母とは分かり合えない 部分がある
彼らがどんなに優しくても私たちに愛情を注いでくれてもその愛情が本物でも、環境との相性の善し悪しいうものはどうしても存在して、今までは明らかに環境との相性が悪かった 合わない料理の素材みたいな 日本酒とインド風カレーグラタンはどう頑張ってもそりが合わないよ みたいな
何が悪いとかではなく、単に組み合わせ方が悪いだけなんだけど私はそれの実害を20年弱被り続けたから決して軽視はできない。
兄
両親とのわだかまりに苦しんでいる に関連したことを核心の部分は避けながら話したところ、そういうもんだと彼の諦めで優しく包まれた気がした
彼の諦めは普段は冷たく感じるけど、深い感情に潜ったときでも彼の温度は変わらないからその時は少しあたたかく感じる 現実に即した変わらなさは彼のいい所であり彼自身を支えている軸でもある 主観に振り回されないってこういうこと
彼は現実が見れるゆえにバランスが良かった
それすら能力なのかもしれない
だそうだ
風景から海と田舎が消えて街が出現した
私は東京の人に戻った
2023/1/7 成人式の日より