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美容室のカット料金相場を徹底解説



フリーランス美容師や、サロン開業を検討中の方にとってかんたんに決められないのが料金設定です。単価が500円変わるだけでも売り上げや収入に影響が出てくる部分です。
お客様の目線からすると「自分に合ったサロン選びをしたいけど、どのサロンに行けば満足できるかがわからない。高すぎても安すぎても不安…」という方は多数です。ですのでカット料金はサロンに通うための大切な指標の一つとなります。

そこで、今回はサロンのカット価格の相場について解説していきたいと思います。サロンやサロン内のスタイリストランクについての説明もあるので、より具体的な美容室のカット料金の相場がわかるでしょう。

これを読んで是非今後の自身のカット価格の基準にしてみてくださいね。


1. 全国の美容室の料金相場・平均は? ランクによって料金の相場が変わる?

総務省統計局発表の「小売物価統計調査」によると2021年の美容室のカット料金の全国平均は3,624円、東京都23区内では4,081円です。まずは平均値としてこの金額を頭に入れておくとよいでしょう。

もちろん美容室のカット料金は立地だけでなく、サロン内でのランクごとでも異なってきます。ここでは分かりやすく下記の4つのランクに分けて解説します。


  • 低価格サロン

  • 中間サロン

  • 高級サロン

  • 最高級サロン

それぞれの価格帯のサロンについてカット料金の相場や特徴を解説していきます。ぜひ参考にしてください。


低価格サロン

低価格帯の美容室ではカット料金は1,000円台が相場になります。この価格帯のサロンのターゲットはどちらかと言えば小中高生やファミリー層になるでしょう。料金は非常に安いですが、料金に応じたカットとなるため、こだわったカットは受け付けていないサロンがほとんどです。

どうしても急ぎで髪を切らなければならない方や、初めて美容室に行くという方が利用することも多いようです。


中間サロン

カットの値段設定が2,000円~3,000円くらいになると中間サロンに当てはまるでしょう。近年はこの価格帯のサロンが増加していると言われています。低価格帯のサロンよりも少し値段が上がりますが、その分カットのクオリティも高い傾向にあります。

低価格帯の美容室と違って1回のカットで30分以上かけるサロンもあるため、低価格帯の美容室を卒業したお客様が、この中間ランクの美容室を使うことが多いようです。

この価格帯からドリンクなどのサービスが付くこともあるため、低価格帯の美容室と比べて快適に過ごせるのも特徴です。


高級サロン

カット料金が3,000円~5,000円くらいになると高級美容室に位置づけられます。低価格~中間の美容室よりもさらにカットのクオリティが高くなるため、お客様にとってはより理想的な髪型に近づくでしょう。

この価格帯であればカウンセリングにも力を入れていることが多く、おすすめの美容方法や、美容グッズの提案があることも一種の付加価値となります。

お店の外装や内装もおしゃれなこだわりがある場合が多く、よりリラックスできる空間になっているのも特徴のひとつです。美容室通いをさらに楽しくしたいという方が、高級美容室を選ぶようです。


最高級サロン

価格帯が5,000円以上になると、最高級サロンに位置づけられることがあります。他の価格帯の美容室と比べてカットの品質が高く、お客様一人ひとりに合った髪型を提案できるのが強みです。

この価格帯のサロンでは有名なモデル・タレントが通っていたり、テレビやメディアで取材されていることも多数あります。ブランド価値があり、プレミア価格がとれるサロンと言えるでしょう。


2. 美容師のランクによっての変動

美容室のカット料金の相場はサロンのランクによっても変わりますが、美容師のランクによっても変わってきます。美容師にはおおまかに下記のようなランクがあります。


  • スタイリスト

  • トップスタイリスト

  • ディレクター

  • アートディレクター

ここからはそれぞれの美容師のランクでの価格帯の相場をご紹介いたします。


スタイリスト

まず、カットをする美容師の中で一番低いランクなのがスタイリストです。基本的に追加料金をとらないため、お店の標準のカット料金そのままの価格になることがほとんど。

トップスタイリストやディレクターなどと比べると、相対的にカットの技術はそこまで高くないため、ごくごく平均的なスキルのスタイリストと言えるでしょう。


トップスタイリスト

例外はありますが、多くのお店でスタイリストの1つ上のランクはトップスタイリストになっています。お店の標準カット料金に1,000円~1,500円ほど上乗せされるようになります。技術力が高いのでより本人に合った髪型を提案してくれたり、複雑な要求にも応えられるスタイリストが多いです。


ディレクター

トップスタイリストよりもさらに上のランクがディレクターです。カットを任せる場合は、お店の標準カット料金に1,500円~2,000円ほど上乗せされるのが相場です。

スタイリスト、トップスタイリストよりも気配りがさらにできる方が多く、流行に合わせた髪型なども積極的に提案してくれます。カットのスピードや技術力も非常に高いため、価格に見合った納得のいくカットをしてくれるでしょう。

また、ディレクターは技術だけでなく、コミュニケーションレベルや提案力が非常に高い場合が多いです。


アートディレクター

アートディレクターはいわばサロンの顔です。お店の標準カット料金に2,000~2,500円、場合によってはそれ以上に上乗せされることが多くなります。

もちろん、技術力はピカイチで、他のランクのスタイリストを寄せ付けないほどカットの技術があります。特別なスキルを持った人気美容師と言えるでしょう。


3. まとめ

今回の記事では、美容室のカット料金相場について解説しました。サロンや美容師のランクによって料金が大きく異なることや、それぞれのカット料金の相場がわかっていただけましたでしょうか。

これらはあくまでも相場のお話なので、差別化や売り出しの掛け合わせが上手くいくとカット料金だけで1万円〜2万円する美容師も存在します。(中には20万円という方も)

美容師の皆さんは、サロンの立地やランク、競合店の料金も参考にカット料金を改めて検討してみてはいかがでしょうか。


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