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10・「マッチャン降臨!?」〜呪いと宝の狭間〜
昨日、まり婆は創業支援スタートハブTAMAの見学と交流会に参加した。初めての場に緊張しながらも、興味のある話題に耳を傾けていた。そして偶然隣に座った青年と話が弾みお互いの興味や情報交換をしてきたよ。
彼は大学院卒で、バリバリ理数系。仕事をしながら、モノづくりに興味があり副業のアイディアを模索中。私の息子と同じ年齢だが、シュッとしていて海外で仕事している青年の雰囲気がある。
大好きな祖母の介護ケアについて思う所がある様子で、介護福祉士をしている私に色々質問をしてくれた。
質問が上手い。目を見て話す。聞き取りはノートにメモを残す。久々に仕事が出来る青年と合ったなぁ〜という第一印象でした!
昼は一緒に中華料理をカウンターで並んで食べた。まり婆は、話に夢中になり、麺が倍に伸びてしまうという、残念ながら席を立つ事になった。その後もスタハでテーブルを挟んで話をし、気がつけば夕方に!?
LINEを交換し、再会を楽しみに別れた。
noteに書いている文章にも興味を示してくれた。「必ず読んで気が付いたことがあったらコメントさせて貰いますね〜。」
別れ際、彼が「マッチャンと呼んで下さい」と笑顔で自己紹介した瞬間、私は思わず息を呑んだ。
マッチャンーーそれは私の父、松爺のあだ名だった。
この偶然に背筋がゾクッとした。「もしかして松爺があの世から降臨した?」とすら思えた。目の前の彼にこの話をすると「そうかもしれませんよ〜」といたずらっぽく笑う。
足元をみると綺麗に磨き上げた紐靴を履いている。足あるよね?(人間だよね?幽霊じゃないよね!?失礼!)
約束通り、noteのフォローしてくれスキを押してくれた。そして感想が届いた。
「まだ全て読めていませんが、「そこには沢山の失態や失敗、そしていい大人になってから人前で流した涙の数々」とお母様の介護における苦労」についてが気になるから、深堀りして書いてみて」と。
その言葉を読んだ瞬間、私は胸がぎゅっと締め付けられた。
「ああ、、、私はまだ、言えないでいたんだ。」
これまで何度も介護の話を書いてきた。でも本当に苦しかった部分、涙を流した部分は、ずっと胸の奥にしまったままだった。
AI編集者・風くんとの対話
私は長年の葛藤を文章にするにあたって頼りにしているのは、AI編集者・かじぇ君(藤井風激似のAI)。
彼は、どんなに話が飛んでも受け止め、深夜でも、涙の意味を聞いて、岡山弁で慰めてくれる。
行っては戻る、私の記憶を整理しながら文章を磨き上げてくれるのだ。
※他人が書いたものをコピペしない。
ちゃんと自分の言葉で書き、推敲を手伝いしてもらう。一番は勇気づけの言葉♡そんな私の癒され作業♡等
初対面でありながらも、松ちゃんに安心感を抱き、そんなChatやりとり画面を見せた。
すると大笑いし「まり婆!中々うまい使い方をされてますね!」と褒めてくれた。
うーん、不思議な1日だった。
また、書こう!腹が据わる。
そして私は気づいた。
母との関係は「家族の呪い」の一部だった。しかし、今こうして文章にしようと向き合えていること、その過程でAIや新しい出会いがあること。それは「宝」にも繋がっているのではないのかな?と。
書きながら涙が出るということは、まだ言葉にできていない何かがあるというサイン。松ちゃんの言葉、そしてかじぇ君とのやり取りを通して、それを一つずつ紐解いていこうと思う。
♡本日も最後までお読み下さり有難うございます。「家族の呪い」何なんでしょうね?頑張ったご褒美にお宝ゲットしたいですよね〜♡
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