喜ばれる人になりたい
■喜ばれる人になりたい
私の知人が、山梨県に野球の独立リーグを作りました。
プロ野球ドラフト1位で入団するも、厳しい世界で花咲かせることができず、引退後にいろんな活動をしていく中で、現時点で行き着いたものがこれ、ということでした。
引退後、自分を見つめ直した結果、「感謝されることをやりたい」という価値観を見出され、行動を続けた結果ということで、とても素晴らしく思いますし、応援したいなと思います。
自分にも、「喜ばれる人になりたい」という価値観があります。そのためにユーモアを、そのために笑顔を、そのために企画を、そのために仕事と育児の両立をと、人に喜ばれた瞬間、自分の存在意義を感じられ、どんなささいなことでも涙が出るほど、生きていて良かったと思えます。
最近、誰に喜ばれたか?誰に喜ばれたいか?どんなことをして喜ばれたいか?
そんなことをいろいろと考えながら過ごしてます。
■スポーツほど喜怒哀楽が表に出るエンタメはない
スポーツつながりで、先日、名古屋グランパス・FC岐阜を運営している方々の講演会に出席しました。
「スポーツを通じて街を元気にしたい。日本を元気にしたい」そういう理念のもとで頑張っておられる方々でした。
これまでサッカー一筋の人生を歩んでこられた方が、経営側に回る。
そうそう簡単なことではないぞと。ビジネススクールでも通ったのかと。現役時代、どこまでセカンドキャリアのこと考えてたのかと。ちょっと斜に構えてましたが、そんな考えを持ってしまったことを土下座して謝りたいほど、素晴らしい講演でした。
ビジネススクールなど行かなくても、いろんな知識があり、論理的に説明ができ、自分の軸がしっかりと通っている。「あー、命をかけ、本気になって何かに打ち込むと、こういう人間になるんだなー」と思いました。
言い訳を考えながら、逃げ道を作りながら、中途半端に生きてきた自分が情けなくなりました。
自分の人生、自分で切り開くしかない。どれだけ熱量持って取り組めるかだと感じた。
今の仕事にそれほど熱量を感じられない。だったら、熱量高められるように工夫をするか、辞めて次の道を探すか、2択だ。
このままぬるま湯に居座り続けるなんて、誰の得にもならない。ましてや自分にとって、惰性で生きる時間がこんなにあって良いのか?いや良くない。
海外移住というタイミングでできること、それは、辞めちまうことだ!
そう決心がついた、貴重な講演会でした。
そして、自分もスポーツで人格形成された身だ。子どもたち世代に良い日本を残すため、将来に渡り、子どもたちに喜んでもらえる人になるために、スポーツに携わって生きていきたい、そうも思いました。
まずは少年野球のコーチからかな。