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地域猫活動 その37
いつも記事をお読みいただきまして、ありがとうございます。かねてより、地域猫活動では、常に工夫と努力が必要であることは、繰り返し発信させていただいてますが、我々地域猫活動家にとって、TNRにおける捕獲の成功率を上げることは、何よりも重要な課題でございます。
「多目的猫ボックス」などというと、「何のこっちゃ」と言われるのは当たり前だと思いますが、もちろんこのネーミングは私猫じいが勝手に命名したものでございます。
地域猫の捕獲にあたっては、通常捕獲器を使いますが、警戒心の強い猫だと、なかなか捕まらなくて、成果が上げられないときがあります。そんなことを少しでも解消するという意味も含めたアイテムのご紹介です。
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つまり、捕獲器と一緒に使う補助具を作ってみました。猫の大きさと比較するとわかりますが、捕獲器をすっぽり覆うボックスです。おとなの猫がギリギリ通れるぐらいの小さな入り口を設けて、捕獲器であることをカモフラージュすると共に、センサーを付けて監視する手間の省力化を図るためのものです。
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ただ、捕獲作戦の時だけしか使い道がないのでは、大変稼働率の悪いものになってしまいます。そのため、天井部分や側面のパネルを交換して、これをベランダなどに置くと、猫が日なたぼっこする場所に使えると考えて製作しました。
本日も最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。