ちょっと面白かった「to」と「at」の話
先日のある朝、いつものように朝起きて、リビングに行くと若い男の子がソファーに寝ている!いや、いくら私は年のいった女性だとはいえ、そりゃビビるよね・・・。え?どうした?何があった?
どうやら、昨日仲間と飲んだくれて家に帰らず我が家に泊まり込んだらしい。目覚ましが10時半にセットされていて、彼は10時半に起きてきた。
何かのむ?と聞けば、「紅茶飲みたい」ということで、紅茶を飲みながら寝起きをまったり過ごしている。
とりあえず、友達が起きてしばらく経ったし、息子に起きてもらおうと起こしに行ったが、うんともすんとも言わない。「おーい、こっちの世界に帰ってこーい!」と、起こしてみるが、向こうの世界に言ってるらしく全然起きる気配がない。
10分経過し、さらにもう一度起こしてみたが、びくともしない。
友達に「全然起きる気配がない」と伝えると。
我が家のフルーツが盛ってある器を見て、chuck the apple!というので「そりゃ、爆弾だね」と、笑いながらOkay!to him!と、りんごを投げる真似をした。
すると、Not TO! AT!というので、爆笑。
こりゃ本当に起こさなきゃ・・・と、思い、息子を本格的に起こした。流石にりんごを投げつけることはしませんでしたがね・・・。
この場合のtoの意味
to himという表現は彼に投げるという意味になる。
to は、〜にというイメージです。
I throw the apple to him. というと、彼にリンゴを投げる。その時の状況としては、彼にりんごを投げるとキャッチした。そんな状況が頭に浮かびます。あ、そりゃ下手すぎて落とす可能性もありますけどね。
この場合のatの意味
I throw the apple at him. at になると彼にりんごを投げつける。
atは、駅でとか、バス停で、お風呂場で、10歳の時、とか、向かうイメージではなく、その場というイメージがありませんか?
ということで、at himというと、彼という場所が想像できます。彼という的ですね。
この英語はスラングなわけではありませんが、英語習ってる中でなかなかない英語のニュアンスかなと!なんか、若い学生時代の部活時代を思い出してしまいました。笑
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