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好きなものを100個挙げてみる③
3.黒色すみれ
音楽ユニットです。
メンバーは、ピアノ&歌のゆかさん、ヴァイオリンのさちさんのおふたり。
クラシック音楽やシャンソン、歌謡曲をベースに、大正ロマンの雰囲気を漂わせたレトロでノスタルジックな曲調を持ち味とした「ネオクラシックユニット」と銘打ち、メンバーは2人とも「永遠の14歳」を自称している。
演奏の善し悪しは判断できるほどクラシックに明るくないけど、ゆかさんは歌がお上手だし、何よりおふたりともとってもかわいい…!
ここで好きな曲を2曲ご紹介。
ひとつめは、「たんぽぽ」という曲。
この曲は、北原白秋の同タイトルの詩に、ゆかさんが音楽をつけて歌ったもの。
北原白秋は、学生時代の友人である中島鎮夫(ペンネーム:中島白雨)が、ロシアのスパイと疑われたことを苦に自刃した体験をもとに書いた詩だそう。
あかき血はたんぽぽの
黄なる蕾を染めてゆく、
君がかなしき傷口に
春のにほひも吸はれゆく……
なんてうつくしくてかなしい詩………
白く優しい雨に
僕はゆっくり濡れてゆく
そのかなしみも 途絶えた夢も
全て受け止めよう この魂に
ここの歌詞も好きです。
ペンネームと掛かってるのも素敵。
初めて演奏会で聴いた日から、大好きな曲になりました。
ふたつめは、「ふたりのすみれ」という曲。
この曲は、黒色すみれさん14周年のときに、ゆかさんがさちさんへの想いを書いた曲。
いつか本当に好きな人ができて
今とは違う 愛を知っても
忘れないで 帰る場所はいつも
ここにあるから
いくら好きなものが同じでも、それを仕事として人生共にするって簡単なことじゃないとおもう。
それでもふたりを繋いでいるのは愛なんだなって、
当たり前だけど当たり前じゃない奇跡みたいな事実に、胸がいっぱいになる。
わたしが好きな2曲、ぜひ聴いてみてください。
※見出しの画像は個人的に撮影したものです。
黒色すみれさんのライブは写真撮影&SNS掲載が許可されることが多いです。