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じいじ 保育士を目指す! 朝日
今朝は
いつも最初に乗るバスの乗り継ぎ駅を過ぎると、空が青く、トワイライトとははっきりと違う、朝日がもうすぐ出るという感じになった。トワイライトは、闇と明の境目。どちらかというと闇の世界に近い。混沌とか何か不気味な世界が残るそういう状況だ。
そこから、朝日が昇る生の時間(夜が死の世界というのは、闇に対する恐怖とシンクロしているからだろうか?)がすぐそばにいるから、完全な闇ではない「希望」に似た始まりの予感を確実にもたらすという実感が湧いてくる。そういう時間へと移行する微妙な状況が、トワイライトの後半なのだろうか。
今までは、このトワイライトの前半で、まだ闇が支配する夜の領域だった。これが、冬の世界を朝の通勤時間では感じた。午前5時代の世界では、この微妙な時間感覚が、日々刻々と変わってくる。もちろん、夕方の明から暗にかかる時間も物理的には、真逆の関係になる。しかし、朝日が昇る前のトワイライトのそれとは違う微妙な感覚がある。
もちろん、「日の昇らない明日はない」とか言うセリフが示す、明けない事が絶対にないという原理がある様に、そういう意味でトワイライトは永遠でもなんでもない1時間とかそこらの時間帯を意味する。そこに絶望感がない確実な希望という感覚が包摂されているから、独特な感覚を感じるのかもしれない。
やはり、日が昇る明るい時間に通勤する方が精神衛生上はいいのだろうし、実際に、そういう(明るい時間への“快”という)感覚があるから、この記事を書く動機が生まれてくる訳だ。
それに、春を感じる一つの大きな要因でもある。梅の香りで早春を感じ、やがて関東圏では、雨が日替わりで降り始める。これも季節の変化を示す一つの条件だ。冬型の気候ー関東では乾燥した晴天が続くーが、前線の影響(気圧配置)で雨をもたらす低気圧の通過位置が南下してくる。
二月や3月の頭では寒気の影響を受けるから雪になる可能性(南岸低気圧)があるが、その寒気も勢力を弱め雨となる。こんな感じで雨の日が周期的に(3から4日おきに)やってくる様になって春を迎える。
これが進むと菜種梅雨という状況。この梅雨っぽい状況が勢力(太平洋高気圧)のせめぎ合いを意味する。だから、梅雨が夏に切り替わる境界時期となるのはその為だ。だから、春雨、秋雨と前線停滞期がそれぞれ日本の場合は存在する事になる。
季節をそれぞれに感じる一つの仕組みがそこにある。という訳で、早朝の通勤で感じる明るさの変化は、春が近い事を確実に教えてくれる。
さて、今日はこの辺で。
追伸
乗り継ぎ成功。
富士山がくっきり見えた。