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じいじ 保育士を目指す! 初背広

 やっと衣替え

 をした。なかなか背広を着る気温ではない日があって、かつ億劫になっている自分があって、クローゼットから取り出して外のコートスタンドに出してチェックしたり、ワイシャツを準備したりそれなりに準備する事が雑多にある。

 私はそもそも、腕時計が嫌いなので懐中時計で、銀鎖の留め具をチョッキのボタンに留めている。この銀鎖が曲者で、銀食器を扱っている人なら(いや、アクセサリーでも同じだが)酸化反応で黒くなるので、銀磨きの専用クロスで時々磨いてやらねばならないのだ。こういう準備をして。。。

 背広にさすペン類も、シャーペン、ボールペン、万年筆を内ポケット(ペン刺し)にさしている。そして、万年筆は、インクは蒸発するから常に補給しておく必要がある。更に、ある程度は手入れをしておかないとインクトラブル(詰まったり、漏れたり)があるので点検しないといけない。幸いに今までこのメーカーにして14年近いが、一度もそういうトラブルは起きていない。

 トラブルとしては、一度ボールペンを落としている。これは痛かった。半袖のワイシャツ(衣替えで夏対応)の胸ポケットに刺していたのだが、何かの拍子にぬけて落としてしまった。買い替えを躊躇したが、結局買った。それ以来、夏服の胸ポケットには絶対に刺さずに、そのメーカーの筆入れに入れてカバンで持ち歩く様にしている。

 それで万年筆のトラブルは、若い頃、どうでもいい(日本製?)万年筆を背広に刺していて、インク漏れでその服をダメにした事があったけど、このメーカーは確かにその様なトラブルは今まで経験していない。

 と言っても万年筆で何か書く事などないのだが、文具に結構興味がある人間としては、万年筆(2、3メーカーのモノ)も集めていたり、インクも色々なモノを持っていたりする。が、字を書く事が好きではないという意味不明な性格だ。

 こういうこだわりの色のインクは、ラミーの万年筆にインクカートリッジの吸引式にして使ったりする。

 一生モノには、純正のインクを使ったりしている。万年筆は、書かないでも自然蒸発するから、常にメンテナンスとインク補充(カートリッジ式ではない場合)が必要なのだ。この一手間が、めんどくさいと思うか、道具として愛おしいと思うかの境なのかも知れない。

 多分、モノを書く事が苦手だから、より一層、書くという行為に憧れがあって、文豪=万年筆という意味不明な決めつけが根底にあって、その羨望(別に物書きを目指していないし、なれない。)が、所有という行為に転換しているのではないかと密かに分析している。

 とにかく、文章を書く事が苦手だから、その様な羨望が常にある訳だ。

 と、背広の用意から脱線したが、背広を着るという直接的な行為だけではなく、付随するモノが多々あるという事だ。例えば、革靴だったり、ネクタイだったり、ワイシャツの袖ボタンのカフスだったり。。。

 女性のお化粧やアクセサリーと同じ感覚だろうか。

 こんな感じで衣替えをおこなっていた習慣も後どれぐらいだろうか。そんな事を思いながら、今年の冬に向けた衣替えを終えた。

さて、今日はこの辺で。



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