じいじ 保育士を目指す! 要約
講義の課題で
早速、ある書籍の担当章の要旨、要約をしてリポートという課題が出た。書籍がエッセイ風の一般向けにした言語学の本だった。
専門書の要約と、エッセイ風の文書の要約とではかなり難易度が違う。つまり、エッセイの要約はハードルが高いのだ。専門書は、専門用語の難解さという問題があるが、論文と同じく論理構成がはっきりした文章だから、要旨をまとめる事はある程度機械的な作業になる。
エッセイ風にしてあるから、一般向けに読みやすくかつ面白いという要素が加わったある意味文芸作品だから、論理的な文章構成にはなっていない。もちろん、起承転結的な構成やその他文章としての構造はある訳だが、やはり、論文の構成とは違う。
そもそも、論文に小見出しなどついていないし、小見出しと小見出しの結合性は緩やかで章のタイトルの間で緩やかな結びつきがある様な、ある意味小見出しがショートエッセイの単位になっている構成が、一般には好まれるのだろう。これは編集側の意向に沿って編集された結果だと思うから、その小見出しの部分の要約をまとめると、それはとっても退屈な文になる。
文芸作品を要約しても、作者のウィットに富んだ文章や、文章の持つ面白みは消失してしまう。読書感想文とは違う訳だからだ。
論文は、著者の味が出てくるモノもあるだろうが、通常そういう拡張高いとか文章がおもしろいとかはほとんど意味がない(完全に言い切らないし、格調高い論文は確かにある訳で。。。)。
だからこそ、エッセンスの抽出と要約は簡単な作業となる。段落毎のトピックスを繋げて、結論がこうなるよと書きさえすれば要約は完成する。そこから自分なりの考察が始まる訳だ。
そういう訳で、エッセイの要約要旨というある意味難問に取り組む作業を実行中だ。こんな事を考えていたら寝つけなかった(苦笑)
眠いはずなのに、何故かレポートの構成(ちなみにレポートのテンプレートはお作法として決まっている。)をどうすれば自分のオリジナリティを出して面白いモノになるか、類似の論文をどう使うかなど考えを巡らせてしまった。
おかげで、とっても眠いという意味不明な状態。
それにしても、我が妻は30秒で寝れる特技の持ち主。うらやましい限りだ。
さて、今日はこの辺で。