じいじ 保育士を目指す! 実技試験当日(2)!
言語表現
さて、実はこの後の言語表現までの待ち時間が異様に長い。外に出る事は可能ですが、この試験会場の周りに何も無い。出てもしょうがないので、休暇スペースでタラタラと素話の台本を読んでは、頭の中で繰り返す(声を出しての練習はいけないと事前に配られる説明書類に記載してある)。
実は、この場所から聞こえてくるんです。試験の内容が、筒抜け!
吹き出しそうになったのは、YouTubeの言語表現50点満点取ったという人のその内容そのまんまの台詞。全くパクってあってコピー完璧だったのには驚き!声まで似ていたような!
あの人は、50点満点だったのか?などとどうでもいい事思っていました。
こんな感じで緊張感が飛んでしまった事が、実はまずかった。
さて、時間を持て余しながら、試験時間が迫ってきたので試験準備室に入ると、流石に空気が違います。順番(5人ぐらいまとめて)に試験会場の教室へ呼ばれます。
自分が呼ばれると、試験会場教室の前の椅子に着席。何故か順番は5番目。ここでも試験会場教室の声が聞こえてくるんです。みんな上手い!最後に私の前の子は、声優じゃない?と思うぐらい上手く、うっかり聞きいってしまいました(苦笑)
これがいけない。自分が呼ばれると我に返って、慌てて入室。
もちろん、事前に言われた通り、面接よろしく、その礼儀作法で入室から着席まで行います。ここまではお作法通り。
試験官を見て、自分の受験番号と名前を言って一礼。
「初めて下さい。」という試験官の合図で開始です。
笑顔と大きな声で(15名の園児に聞こえる様に!)、試験官を見ない様に園児目線で「今日は、大きなかぶのお話をするよ」と話し始めました。
出だしは完璧!
お話は順調に進み、猫がネズミを呼ぶくだり。
ふと試験官(二人いて、その一人のお年を召したご婦人。そして怖い!)と目が合ってしまった。メドゥーサじゃないから石にならないけど。。。
あれ、猫の次。。。頭が真っ白、顔は笑顔、頭の中はフリーズ。
すぐに「ネズミが」
試験官「終わりです。」
私は「ありがとうございました。」と一連のお作法をやりつつドアを閉めながら「終わった。ダメだった。不合格だ。。。」と。
効果音をつけるなら、ガーンとかいうやつでしょうか。。。
疲労感と不合格だろうというショックで、家路に着いたのでした。
もちろん、妻にはメッセージで、ネズミで終わったと報告。
さて、今日はこの辺で。
メドゥーサ
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