ある絵本を読んで
私は、読み聞かせの練習に声を出して読んでいました。タイトルだけ知っている有名な絵本です。
ある時ねこは王様の猫でした。・・・ねこは王様なんかきらいでした。という話から始まって、しばらくこのリズム感で続く話し。
読み聞かせるには、リズム感は重要でお話しの流れが音楽の様に流れるのは聴く側にとって心地よいものです。
私は保育士ですが、学校図書の専門家として司書教諭の免許も持っています。
読み聞かせは、司書教諭の職務の一つです。
保育には、学校図書の様な図書館機能はありませんし、義務づけられた図書の蔵書数(蔵書規模)もありませんから、司書教諭免許が活躍する場はありませんが、絵本等の選書など専門性は発揮できるのではと勝手に思っています。
そんな感じで、保育活動に有益な絵本の収集もやっていて、読み聞かせの練習も兼ねて、声出して読む事もあるのです。
そして、白い美しい猫との出会いと最後のくだりは、不覚にも泣いてしまいました。
歳をとったせいか、涙っぽくなりました。多分、死というものがそれなりに身近になってきているからでしょう。
逆に、だから園児達の生命力に溢れた姿に癒されるのかも知れません。
さて、今日はこの辺で。
百万回生きたねこ
多分、年長でも無理だと思うけど、年齢を重ねる毎に思いや感想が変わってくるかも。だから小学生前にこの本に出会った記憶が、次の発見を生み出すのではと思うのです。
司書教諭