下請仕事にしがみつくのは危険 仕事を創る立場へ
フリーになって、システム開発の仕事が途絶えませんでした。
人月単価も高く、大きな会社の下請けをしていたので支払いも安心でした。
仕事もしましたが、毎晩飲み歩いていました。
ハット気がついたら仕事が無い
でも、ハット気がついたら...仕事が無い。
いつもは仕事が終わる前に次の打診があって、
そのまま次の仕事に入っていたのですが...打診が無い、
関係しているソフト会社・知り合いの会社は、どんどん倒産。
バブル崩壊でした。平成の初期のことです。
開発の仕事が極端に少ないのでメーカー系列でない、
小さなソフト会社にまで仕事が回ってきません。
当然、下請けのフリーのSEには仕事は来ません。
私がメインで仕事を請けていた会社は、私が新潟に帰る前に
勤務していた会社です。
メーカー系の、比較的大きな会社の仕事を直に受注していたのでバブル崩壊前は安定していました。
仕事は順調に入ってきて、支払いにも安心できました。
社長も幹部連も昔のままなので仕事がしやすかったんです。
そこも倒産しました。
渋谷の道元坂を上り切った所に事務所がありました。
これからどうしよう..下を向いてトボトボ渋谷の道玄坂を下る
まったく営業経験も無く...
まさに路頭に迷うとは、このことです。
「これから、どうしようか?」と下を向いてトボトボ。
まったくアイデアはありません。
自分の名刺で営業に行けるのは小さなソフト会社ばかりです。
でも、行ったとしても開発の仕事自体がありません。
社内の人数分の仕事を確保することもままならない状態です。
その上、倒産している会社も多かったんです。
もうどうしようもありません。
何の手立てもないまま時間ばかり過ぎました。
でもどうしよもない...長く悩みました。
仕事をもらう側から、仕事を創る側になろう!
思いついたことは...
中小企業にパソコンを使ったシステムの開発を提案することです。
要するに提案営業。
仕事をもらおうと考えても無理なんだから、
仕事を創る側になろうと考えました、
そんなことを始めた時に、割と大きな会社の中途採用の営業マンと
提案営業をする仕事の声がかかりました。
彼が営業担当で、私が技術営業という役割分担でした。
2人で飛び込み営業です。
依頼先の企業としては、新人営業マンの研修の位置づけです。
2人で飛び込み営業しました。
でも、3日間やってみて飛び営業は効率が悪いので止めようということになりました。
止めることになったのですが、大いに勉強になりました。
そこから、本格的に提案営業を始めました。
営業上手く行きません...当然です
バブル崩壊前は、まったく営業していないので営業できません。
営業のことを考えたコトもありませんでした。
独立するということは営業が絶対に必要なんですね。
どう営業しようか...
何とかしないと...空回りするばかりでした。
仕事を創り出す方になろうと考えても、考えただけではダメでした。
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日々の「学び」で、未来の自分をプロデュースする
自分商品化ナビゲーター (図解の池田)
池田 秀敏
URL: https://www.teoria.co.jp/index2.html
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私が提案するのは、積上げた「学び」を
「知的資産」にして専門家として活躍すること!
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