6月30日の子ども家庭福祉学会高校生・大学生の発表を聞いてきた。

早稲田大学👨‍🎓



福祉に興味のある若者向けにコミュニティを立ち上げた人
高校生でカンボジアに渡航して井戸を掘った人
在留資格を持たない子どもの支援をする団体を立ち上げた人
居場所づくりをする人や居場所が無い子どもに対してアウトリーチ活動をする人
その他にも貧困家庭への支援や障がい児、兄弟児支援、子ども食堂などなど。

全ては聞けていないんだけれど、同世代の人たちが勢力的に活動している話を聞いて、すごく衝撃と刺激受けた。
同じように福祉を志す同世代がこんなにも居ることに喜びを感じたし、ワクワクした。

高校生と大学生の発表


それと同時に自分は何もしてないなってちょっぴり落ち込んだ。
今は"休学しているのに何も動いていない自分"に対して焦りを感じてるところ。




今回の学会での高校生・大学生の発表を見て、
私には"自分で何かを創り出すほどこれがやりたい!って思う事が無いこと"に気がついた。



私は今、母子支援を中心とした児童福祉に興味がある。これがやりたい事だと思う。

でもこれは半分本当で、半分違う気がしてる。

母子支援がやりたい気持ちは間違ってない。

でも私は目の前の人しか見えてない。
"母子家庭"や"子ども"ではなく、
"Aさん母子"や"Bちゃん"しか見えていない。
福祉的に言うとミクロ(個人)の視点しかない。

Aちゃん母子が生きやすくする為に母子支援が必要だという発想は勿論ある。
しかし、社会や制度をどうこうするなんてそんな遠い未来のことよりも、目の前の1組の母子を、1人の子どもを、今この瞬間幸せにしたいって思ってしまう。
それすらもまだ、私の力じゃ出来ないんだけれど。

少し違うかもしれないけど、目の前に雨で濡れてる子供がいた時に
・傘あげる!タオルも貸したげる!!
ってなるのが今の私。今この瞬間の支援。
でも、
・この子も、今後現れるこの子みたいな子どもも濡れないために、ここに屋根を作ろう!
って考えるのがソーシャルワークだなぁってイメージ。
(この例が適切かは分からないけど)

当然今この瞬間の支援も必要なんだけど、私は単純に未来の事まで考えられてない。


目の前の子どもが救いたいだけ。
でもそれじゃ意味が無い。
そんなのはソーシャルワーカーじゃない。
ただの自己満。

でも分からない。
マクロやメゾの広さで物事を考えられない。
何を考えていいのかさっぱり分からない。
どうやったらそんなこと考えられるのかも分からない。


母子生活支援施設での実習からもうすぐ1年。
実習終了後もボランティアとして同じ施設に関わり続けている。
子ども達は日々成長していて、会う度に出来ることが増えて、褒めるところだらけで、前に進み続けてる。
私は何か変われてるかな。

今はこんな感じ。


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