インドネシアの外航マンニング事情①
インドネシアの外航海運マンニング事情①
昨年より起業の準備を進め、機会があれば海運関係の仕事(船員派遣・配乗)につなげたいと考え、インドネシアの外航海運マンニング会社を数社選定した。またインドネシアマンニング協会とも連携する約束が出来ている。
これをお読みの方はインドネシアの外航海運船員について、どんなイメージを持たれているだろうか。私の経験では、日本に寄港してくる外航本船でインドネシア人クルー、特に全船員がインドネシア人というのは少ない印象ではないだろうか。船主、航路、運航会社によるので何ともはっきした事は言えないが、船長等の上級職が韓国や中国、それ以下の職位の者がインドネシア人という本船はちょくちょくあった印象である。どうしても日本に寄港する本船の船員は中国、フィリピン、韓国、他いろいろという印象が強い。これはインドネシアのマンニング会社も認識しており、どうにかこの中国・フィリピン過多を打破したいとの思いを感じた次第である。貨物船ではまだインドネシア人クルーを多用する空気がないのが現状であろう。
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