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この絵本が面白い2
自分が親になってから、子供に読んであげる絵本は、子供の頃好きだった絵本を選ぶ人も多いと思う。
けれど、子供自身が選んできた絵本を一緒に読むと、新たな発見になって、時に親の方も大のお気に入りとなることもある。
その中のひとつが、長男が幼稚園から借りてきたかえでがおか農場のなかまたちとかえでがおか農場のいちねんである。
この絵本は外国の絵本で、かえでがおか農場に住んでいる動物たちや、その一年の暮らしを紹介している。結構なボリュームで言葉も多く、読んであげるとヘトヘトになるけれど、出てくる動物たちがとてもユニークで、こんな暮らしをしたらとても楽しいだろうなぁと思わせてくれる絵本なのである。
なにせかえでがおか農場にはたくさんの動物たちが住んでいる。ネコが4匹、イヌが2匹、ウマが5頭、ブタが1匹、ガチョウ、ニワトリ、メウシ、ヤギ、ヒツジ。それらの動物たちを茶目っ気たっぷり、愛情たっぷりに紹介してくれる。
こんなに沢山のユニークな動物たちに囲まれて暮らす子供たちは、どんなに毎日が楽しくて幸せだろうかと思う。実際の暮らしではこんな風な暮らしはできなくても、子供たちはこの絵本を通して、この暮らしを想像することができる。動物たちを知ることができる。
一度手に取ってみられたら、きっと何度も読み返したくなるようなお気に入りの絵本になるに違いないと思う。