都立病院独法化の現在
独法化移行してから1年になりますか。
知り合いに都立病院勤務の先生から聞いた話を列挙します。
・待遇は特に変わらない
・半日バイトに行けるようになって嬉しい。
・コロナの仕事をしないといけないのは辛い
・コロナが流行り出すと手術が止まってしまう。
・凄く流行るとコロナの仕事だけしてろって病院に言われる。
・なによりコロナで減った患者が中々帰ってこない。
・外科系は手術ないんんじゃ派遣減らすって大学医局が人を減らしてる。
らしいです。
後半ほとんど独法と関係ないですが。
しかしこれが左翼の人たちが言う「行政的治療は都立病院で」ってことだろう。
一般の人たちは知らないかもしれないが、行政的治療の最たるものであるコロナ診療が医者のやる気を奪い、その結果コロナの現場から去っていく。
そりゃあ手術やりたくて医者になったのに、「明日から手術はしなくて良いからコロナだけみとけ」って言われたら嫌になるよね。
でもそのおかげで毎年400億の赤字だった都立病院は70億の黒字らしいです。
約500億のカネが補助金として病院に入りました。
しかしだ!!
ちょっと待て!!
400億の赤字補填の原資は東京都の予算
500億の補助金の原資は国の予算
どっちも税金であることには変わりない。手術いっぱいして入院がんばって稼いだカネではない。どちらも「営業外」収益だ。
いや、左翼の方々が言うように全部税金で運営して患者がほとんど来なくて赤字何百億出しても構わないっていうんなら良いんですよ。自分の懐が痛まない限り、人は鈍感でいられる。
でも民間病院は補助金はもらうかもしれないけど、赤字補填してもらえはしません。それでも頑張って経営している。人だって少ない。都立病院みたいに事務員が無駄に溢れかえってるわけではない。
都立病院に山のようにいた無能事務系公務員は全員病院から去ったのか気になるところだが、知り合い先生の話によると半分くらいはいなくなったとのこと。残りの半分は派遣だから関係ないんだって!
笑えるよね。
左翼の人が病院をはじめとして公的サービスを維持しろ!ただし税金は上げるな!って言うのって本当に不思議だよね。お前ら全員が毎年10万ずつ寄付して維持してもらったら如何ですか? それに正直・・ 都立病院がなくなってもあんまり困らないんじゃね?って。困るの島嶼部くらいでしょ。
23区内の都立病院なんか病院密集地にあるんだから、要らないっしょ。
独法化とかじゃなくて、都立病院全部潰して周りの病院にカネ配って「小児科頑張れ」とか言ったほうが効率良くね?東京なんか医者が余ってるんだから、過疎地とは違うと思うんよ。
あ、でも左翼の人たちの本音は「公務員の身分維持」だからな。
どんだけ税金泥棒的思考なんだよ?